20年前位に発売された音源の再販。学生のときに持っていたのだがなくしてしまったので大変うれしい。
まず、ビリー・ザ・キッドもロデオも全曲版なのがいい。
いささか冗長なのは理解できるが、組曲版は削るほどでもない長さでも結構バッサリ切ってくれているので小生には物足りない印象を受ける。特にロデオのホンキートンクピアノは中でも小生の大のお気に入りなので、このディスクで聴けるのはうれしい。
バレエ音楽というよりもミュージカルメドレーのような内容と構成だが、聴いていてとても楽しい。演奏も、セントルイス交響楽団の弾むような音質が良くマッチしている。あえて言うと1stトロンボーンが少しノリが悪い気がする程度。
コープランド入門には最適なディスクであろう。