「ホントに出んのか?」と自分的には疑心暗鬼だったけど、発売延期もなく意外にスムーズに発売された1/100・OTライデン。だってさぁ、今頃リリースしても忘れてるやつ多いでしょ?と思ったら、待ってる人は結構多かったみたいなw
んで、大きさ、厚みともに十分な箱を開けると、若干引くぐらいのパーツ数・・・
「さぁ組むか!」って思う心がいきなり折れそうな精密さ。幼少の頃に挫折した、エンジンまで組み立てるタイプのカーモデルを思い出した。
ほうほう、ほぼ全ての色分けをパーツ分割で再現すると、こうなるわけな・・・これを考える方もどうかしてるが、実際に製造してしまう方もどうかしてると思う。ついでに言うなら、買う方も(俺もかw)
怯え続ける幾ばくかのモデラー魂を、やっとこさ奮い立たせて組始めると「おぉ、意外とスムーズに組めるじゃないか」と思えなくもない。装甲(この場合はVアーマーか?)の一枚一枚を張り付けるみたいで、徐々に立体になっていく過程が楽しくも感じられます。
パーツ分割なんかも考えられていて、よりよいものを送り出そうというメーカー様の意気込みが感じられます。
バズーカのバレル部のパーツ構成なんかは目からウロコ。この辺は実際に組んでもらったほうがわかりやすいかも。つか、文章でうまく伝えられる自信がないんで。
コの字型のパーツを張り合わせて合わせ目を作るのではなく、L字型のパーツを180°回転させて張り合わせる・・・と言って解るでしょうか?ま、そんな感じで工夫されてると思ってくれればw
完成後の目立つ合わせ目は、二の腕、モモ、膝関節、股関節の後部、背部スラスターなど。
あと武装では、バズーカのサイトやグリップ、マガジン、バイナリー・ロータスの基部とセンターポールぐらい。パネルラインとして処理するより、素直に接着してしまったほうが見た目的にもいいかと思われます。
素組み派の方々も、あとは肩部なんかに多少見られる黒のラインを塗装すれば、完成度が「グッ」と上がりますよ。
クリアーグリーンのセンサーパーツは、裏からシルバー等で塗装すればいいかと。
Vコンバーターは二種類付属するので、それによって自分の主戦場がゲーセンの対戦台か、もしくは家庭及びネット上か、主張することができますw
どうせならグランド・ボムも欲しかったですが、まぁそれはそれ。
おそらくですが、このゲームが稼働していた10年近く前は、精密すぎるディテールを忠実に再現する技量が、当時のインジェクションキット・メーカーには無かったのでないかと思われます。画面で見た機体の美しさは思わず見惚れるほどで、当キットも負けず劣らずのクオリティです。
この完成度でドルドレイとかスぺシネフとかも欲しいぞ、とw
何年だろうが待ちますぜ、コトブキヤ様w
「専用スティック買ったっけなぁ・・・」と美麗すぎる完成品をノスタルジックな気分に浸りながら眺めるもよしです。
最も自分にとってのライデンにまつわる思い出といば、熟練者の「置きレーザー」にバーティカルターンでブチ当たったりとか、回り込み近接攻撃を「背後にもあるレーザー当り判定」にツブされたりなど、忌々しいものしかないですがw
そういやネットで組んでたチーム「RB」のみんな元気かな?w