ギエロン星獣は、セブンがアイスラッガーを何度となく放つがはね返されて右腕を負傷し、苦戦か、と思った。あとは直接見てください。セブンのアイスラッガーや光線が通用しないガッツ星人やキングジョー、それよりもいいと思った。自分が戦うしかないという使命感、自分自身がやらねばならないという所だ。ただ、ダンが言う「血を吐きながら続けるマラソン」は品がないので「ゴールテープのないマラソン」と言い換えてみた。いかがだろう。ボーグ星人は、セブンとの格闘が多で、最後はあっさり終わるが、子どもの頃見た時には、膿が出てくるみたいなところが気味悪かった。恐竜戦車は、キリヤマ隊長が普段は誠実で温厚なのが(23話「明日を捜せ」参照)、厳しい面を見せたり、計り事をする。又、ソガ隊員のウクレレギターが実は〇〇だったり、一連の前半の流れが他の作品にないものがある。プロテ星人は、SFチックで、後半静かな差し向かいのセブンとの対決は、こちらもアイスラッガーが通用しない。膠着状態が進んでいると、一ノ宮の捨て身の行動で、こつ然とセブンは消える。どうやら盗まれたウルトラ警備隊の機密情報の入った装置を取り戻しに宇宙へ瞬間移動で行ったようで、間接的な役割しか果たさない。この辺りは今の大人が見ても難しい。それでいて、あっけない。
(注文購入日)2023年1月13日