但し細かい点でかなり損をしている感が幾つもある。
(1)GNドライブの可動部と背面から伸びているアームの保持力が悪い
(2)胸アンテナの形状問題
(3)全体的に関節が単体版より緩い個体が多い>特に肘
1と2に関しては単体版との共通の欠点。
1は標準状態とシールド接続時ではなんとか保てるものの、オーライザーを付けるとずるっと下がってくる。
これに関しては隙に水で緩くした木工用ボンドを流し込んで乾燥させるとほぼ改善される。
2は首を外した後にセロテープ等で外側に倒して固定して数日放置すると外側に曲がる。
3は単体版ではほぼ無かった症状だが、このトランザム版では3個触った内の全てでどこかの関節が緩いという症状に遭遇。
特に肘に関しては遭遇率が高い模様。
ビームエフェクトが大きく重量があるのでこれは正直厳しい。
さらにGNドライブ部分のように補強もしにくいので、メーカー送りか返品しかなくなる。
(自分は返品になった)
格安店で再購入した所、今度は股関節が緩いという結果に(これも木工用ボンドで補強)
おそらく単体版の型を再使用した結果で質が落ちたのだろうが、ROBOT魂立ち上げて3ケ月も立たない製品なのだから、その辺はキッチリして欲しかった所。
と欠点ばかりを並べてみたが、きちんと補強さえ出来ればこれほどハッタリの効く造形物も珍しい。
特に大ビームエフェクトを付けて飾ると壮観の一言。
プラモやHCM-Proでは絶対に得られない満足感が得られる。
蛇足だが、オーライザー接続時に余るGNシールドは実は腰(GNソードII取付部)にはまり、その姿はどこぞのスーパーロボット(笑)の様になるのでオススメ。