ウェブプレーヤーを開く
トラどら！の楽曲はどれも名作揃いなので、当然の様に発売日にゲットした
この曲なのですが、評価ができるようになるまで三週間近くかかりました。
その間かなり聴いていたにも関わらずです。
それは、この歌詞は、聴くほどにちょっとづつ心に染みていくのですが、
「まだ染みきっていない」感を残しつつ染みるので、評価が固まりづらいので
す。
そしてたぶん染みきっただろう現時点で評価してみるとやはり「とらドラ！」
らしい名曲だと言えます。
大河、実乃梨、亜美は、それぞれ心に傷と素直になれなさと、飛び込んでいき
たい愛を抱えてはいるけど、それを表出せずに自分が作ってきたキャラで無難
に日常を送っている。
でも、それじゃつまらない。「そこに気づいた者勝ち」なんだけど、気づいたと
ころで仲間のみんなの気持ちを考えると、気づく事自体が罪。。。。。
といった青いオレンジの実の様なすっぱい気持ちを彼女らはどう扱いたいのか、
どう扱っていけばいいのかといった、複雑な悩みを彼女ら三人の歌声で表現し
たこの曲。僕はとっても好きです。
何回か聴いてもこの曲の良さが伝わらないという方は、勇気を出してあと10回
くらい聴いてみては如何でしょうか。きっとちょっとずつ伝わってくると思い
ます。そういう曲なんだと思います。
もちろん、良さが速攻伝わる様な良い感性の方には不要の助言なんですけど。
