2002年に惜しまれつつも解散したCASCADEが、2009年2月14日に再始動を宣言。
それに伴い、7年ぶりの音源を世に送り出すこととなったのが、この「VIVO」。
商品説明にある通り、#1〜2が新曲。#3〜5が、解散以前の活動における
前期、中期、後期の楽曲となっている。
2曲の新曲はともに歌を前面に押し出した曲となっている。作詞作曲を手がけた
MASASHI曰く、「出会い、再会」をテーマに作り出した楽曲だそうだ。そしてそれは、
歌詞から察するにファンとの7年ぶりの出会い、再会だと読み取ることが出来る。
つまり、ファンとの7年ぶりに再会出来る喜びを歌にあらわしていることになる。
このような直球的なメッセージを持った楽曲は、これまでのCASCADEにはなかったので、
非常に新鮮な楽曲であるとも言える。
#1はダンスミュージック的な要素を交えたポップな作り。
#2はラテンの香りがするポップナンバーとなっている。
ともに、楽曲の雰囲気が良く、非常に聴きやすい仕上がりとなっている。
CASCADEを昔から知るファンなら、CASCADEの新境地を感じることだろう。
#3〜5は、前途した通り、前期、中期、後期の代表的な楽曲ではあるが、
これだけでは、CASCADEの本質を知る事はおそらく難しい。「VIVO」から
CASCADEを聴きはじめた方は、ベストアルバムである「VIVA NICE BEST」を
聴くことをオススメします。(ただ、「VIVA NICE BEST」収録の楽曲以外にも、
まだまだ良い楽曲が多々あるので、個人的には全てのオリジナルアルバムを
聴いて頂きたい。)
総評しますと、7年ぶりの音源という事でファンには嬉しい、夢のような1枚。
そして、今後の活動を期待させてくれる1枚。
ちなみに、再始動ではBassのMAKKO(マッコウ)が現状では不参加となっています。
今回のVIVOではZweiのMegu氏がサポートベーシストとして参加。