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その日のまえに 【初回限定生産2枚組】 [DVD]
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フォーマット | 色, 限定版, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 筧利夫, 南原清隆, 大林宣彦, 原田夏希, 風間杜夫, 今井雅之, 勝野雅奈恵, 柴田理恵, 永作博美 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 3 時間 19 分 |
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商品の説明
「その日」までを 「その日」のあとを どう生きるか
最高のスタッフ・キャストで綴る感動の人生シンフォニー
●旬の女優、永作博美主演最新作!余命を宣告された妻を熱演!
●巨匠・大林宣彦監督最新作にして最高傑作!
●直木賞作家・重松清の「輝く!ブランチBOOK大賞」受賞ベストセラー作 待望の映画化!
●南原清隆、筧利夫、峰岸徹など多数の実力派俳優が豪華共演!
●愛する人の死を、あなたは受け入れることができますか?
―「死」に直面した家族と、交錯する様ざまな人の「生」を優しく綴る感動作!
●主題歌は独自の世界観で活躍を続けるクラムボン!
●初回限定特典は大林宣彦監督自ら制作の約144分の映像特典とアウタースリーブ!
■ストーリー
健大はデザイン事務所を営む売れっ子イラストレーター。妻・とし子は売れない時代から支え続けてくれた良きパートナーで、育ち盛りの息子2人の子育てに奮闘中。
ある日、体の不調を訴えたとし子は、検査の結果、突然の余命宣告を受ける。明日を断ち切られたふたりは、戸惑いと絶望の末、相談しあい、来るべき「その日」に向けて、残り少ない日々を工夫しながら一生懸命に生きて行くー。
■キャスト
日野原健大:南原清隆『L change the worLd』
日野原とし子:永作博美『人のセックスを笑うな』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
佐藤俊治:筧利夫『22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語』『踊る大捜査線 THE MOVIE』
石川:今井雅之『THE WINDS OF GOD - KAMIKAZE』『静かな生活』
山本看護師:勝野雅奈恵『俺は、君のために死ににいく』『絆~きずな』
くらむぼん/宮澤とし子:原田夏希「わかば」「篤姫」
川田孝子:柴田理恵『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
永原医師:風間杜夫『椿三十郎』
■スタッフ
監督:大林宣彦『転校生 さよならあなた』『22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語』
脚本:市川森一『異人たちとの夏』
原作:重松清「ビタミンF」「エイジ」「疾走」
主題歌:クラムボン
■仕様
★字幕:なし
★ディスク:本編ディスク:片面2層/特典ディスク:片面2層
★本編分数:139分
★特典:約144分
<本編ディスク>劇場予告編
<特典ディスク>(初回限定)片面2層 約144分
「大林宣彦の映画お喋り 2009年3月6日」(撮影の裏側から公開初日まで)
南原清隆、永作博美インタビュー
・封入特典:人物相関図
・初回限定アウタースリーブ付
※「初回限定生産2枚組」出荷終了後は特典ディスク、アウタースリーブなしの商品に変更になります。※特典および仕様は変更になる場合もございます。予めご了承ください。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.2 x 14.4 x 1.8 cm; 82 g
- EAN : 4988111286161
- 監督 : 大林宣彦
- メディア形式 : 色, 限定版, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 3 時間 19 分
- 発売日 : 2009/6/5
- 出演 : 南原清隆, 永作博美, 筧利夫, 今井雅之, 勝野雅奈恵
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 角川エンタテインメント
- ASIN : B001TZBBSK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 96,594位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,626位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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見終えて感じたこと。
①もしかして大林宣彦映画のマイベストワンになるかも?
②永作博美がモーストかわいい妻を演じてくれます。
③「あした」と「さびしんぼう」を足して2で割ったみたいなテイストです。
④ラストに全部のエピソードが収斂してしまう花火シーンは圧巻です。
⑤戦争の影はないですが、過去と現在、生きる者と死にゆく者、たくさんの人生が交錯して人生が続く。
⑥大林映画のレギュラー、根岸季衣、入江若葉、峰岸徹は意外な役。
⑦叙情的な音楽と宮沢賢治の詩とは合う。
⑧ナンチャン、俳優としても良い♥
142分は少し長いかな?
⑨妻が死にゆく物語ですが、そんなに悲しくありません。でも涙が出ますよ。
健大はデザイン事務所を営む売れっ子イラストレーター。妻・とし子は売れない時代から支え続けてくれた良きパートナーで、育ち盛りの息子2人の子育てに奮闘中。しかある日、体の不調を訴えたとし子は、検査の結果、突然の余命宣告を受けてしまう。
いつか必ず迎えてしまう『その日』までに残された時間を必死に生きる人々の姿を描いたヒューマンドラマ。原作ではとくに主人公がいるわけでもなく、いくつものオムニバス作品があり、それぞれ独立した物語となっている。そして、最終的にすべての物語がリンクするという結末だ。
しかし、映像化となる本作はそうではない。この映画では最初から最後までとある家族の姿を中心に描いおり、他の物語の登場人物達は脇役程度で終わってしまう。これはとてももったいない。小説では正直、ナンチャンと永作博美夫婦の物語より、他の登場人物達の物語の方が感動的なのだ。無理に一つにまとめなくても、小説のようにオムニバス作品にすればよかったのだが。
そしてさらに残念なのは本作の演出。監督はわざとわかりやすい合成や、絵本のような映像を取り入れたようだが、これは明らかに失敗。小説にあった日常的なリアルさがまったく感じられず、逆に命に対する感動さが損なわれてしまっている。作中に流れる曲も、作品とまったく合わない気の抜けたものになっているし、感動的な場面も台無しだ。監督は小説を読んで、一体何を感じたのか。
ナンチャンもなかなか頑張っているし、永作博美の演技も素晴らしい。しかしその姿を上手く演出できる技量は、この監督にはない。期待していた作品なだけにとても残念であった。
都会と田舎の関係ばかりでなく、街中にも、本人が望めば還る場所と人がいる。
そういうことを発見しました。
原作のストーリーを「全て」盛り込んだことが、原作を好きな方にとっては
「読んだ通りに再現されていない」映画になる可能性を高めたのだと思います。
わたしは「逆」に、映画に採り上げなかったエピソードがふたつ、
(これもシーンに入れてもいいなあ、でも意図してカットしたんだろうなあ)と思って2度目を見ました。
(ひとつは母以外が夕食を作るシーンです。)
原作は、映画に登場したひとりひとりの、背後に秘めたサイドストーリーとしても
充分楽しめました。
もちろん原作単体でも傑作です。どちらも素晴らしい。
物語、特に死が主題の作品をつくる側の礼儀として、
現実世界に忠実に再現するのか、
おはなしの部分を現実とはき違えないように、つくりものを観客の脳内で変換させる余地を残すのか。
監督は、ずっと後者の立場です。
わたしは、監督の姿勢を全面支持します。
映画館に足を運んだ方は、ファンタジーのお芝居を観て、館を出た先を生きる糧にするのです。
だから、ファンタジー内に見えることは全て真実だし、ホンモノそっくりにつくってはならない。
現実の生死にへとへとな人間は、映画の中でそっくりな世界を観たくありません。
大林監督は「さびしんぼう」で、「あした」で、「なごり雪」で、命が尽きたとしても、
後世に残る仕事をした監督となったでしょう。
長く生きて、新しい作品を作り続ける大切さを、いつも学ばされます。
とにかく色々なことを考えさせてくれる作品です。
何より悲しみや思いはどれだけの衝撃を人にあたえても、時とともにやがて
風化し忘れ去られていく現実も教えてくれます。
改めて色々なことものを見直してみようと思わせてくれる作品です。
満足に宣伝がなされなかった悲運もあり、あまり話題にならなかった印象がありますが、
同じチェロが出てくるあの教科書通りの映画と比べるのもなんですが、
合成がチャチいとか構成についていけないとかしか言えない人は、そっちを観ていたらいいので、
お願いだからこの映画の悪口を言わないで欲しいです。
観ながら思い浮かんだワードは、中島哲也、「地下鉄のザジ」、つげ義春、「Dolls」です。
そこに、大林監督の熟達した抜き差しの手腕が光ります。
けっこうお年だと思うのですが、感覚が全く古くさくない。
論理だけで撮ってはいないのでモダンと言う言葉は適切ではないですが、
「映画ってここまで自由になれるんだ」と、映画というもののポテンシャルにすら
感じ入ってしまいました。
音楽も素晴らしい。子役も素晴らしい。もちろん合成も、時制操作も。
大林監督、確信の狂い咲き、と言いたいです。
世代ではないです。はじめてみた大林映画も
「22才の別れ」と結構最近の作品です。
そのご「転校生」「時をかける少女」と観て
最後「さびしんぼう」を観て私の心はやられてしまいました。
そして監督のファンに・・・・・
さて本作ですが大林監督は本作を撮るにあたって
「70歳の新人監督」と宣言しました。
その名のとおりの映画になりました。
内容は少し違いますがデビュー作「HOUSE」
や尾道三部作を撮っていたころと監督の
気持ちは変わっていないのだと思います。
大林監督の映画には「死」をテーマにした
作品がいくつかあります。本作の脚本家
故・市川森一さんが脚本を書いた
「異人たちとの夏」、新尾道三部作の
「ふたり」「あした」(2作とも赤川次郎原作)
大分ロケの「なごり雪」も少しそうだと思いますし
そして本作の前に撮った
長野版「転校生 さよならあなた」
もそうです。
本作もまた家族愛を描きながらもその中に
「死」というテーマを取り入れている、
そんな映画だと私は思うのです。
主演の南原さんはもともと大林監督のファンで
ウッチャンナンチャンの相方内村さんと親しく
なったのもお互い大林監督の映画のファンだった
事がきっかけだそうです。
学生時代南原さんは大林監督の「時をかける少女」
を劇場で観て幸せな気持ちになったそうで
あのころの自分に「将来この監督の映画に出るんだぞ」
と言ってあげたいそうです。
本作は南原さんや
永作さんの演技もすばらしい
ですが「22才の別れ」に続いての
出演となる筧利夫さんの演技が
個人的に良いです。
この映画は「70歳の新人監督」と
「幸せな俳優」によって作られた
幸せな映画だと思います。