【使用環境】
PC→TRX-HD82(真空管ヘッドホンアンプ)→DT990
PS4→TRX-HD82→DT990
【まさかの買い戻し】
実はこのDT990は2代目です。去年、中古のDT990E/32Ωを買ったのですが、半年経たないくらいにアジャスターが緩くなってきて
ヘッドバンドを持つと勝手にずり下がってくるようになりました。音は大変気に入っていたのですが、どうしても気になったので売却。
この度、DT880と同時注文しました。
【DT990の魅力とは】
初めて聞いたとき、なんだこの自己主張の激しい低音!やり過ぎだろと驚きました。ところが使い始めて一週間ほどでこの低音にも慣れて
寧ろ、どんどん求めるようになっていきました。もう中毒です。この低音じゃなきゃ駄目なんです。普通のじゃ物足りないんです。
今まで低音なんて重視してなかったのに、DT990に出会って目覚めてしまった。低音とはこれほどまでに気持ちイイとは!
同時期に買ったT5pをほったらかしにして、もうDT990三昧!癖になる低音をお探しならこの1本。唯一無二の存在、それがDT990
私はこれを買い直すまでに、同じような低音がないかと心の隅で期待しておりましたが、見つけることは叶いませんでした。
中毒に落ちるまで時間がかかるのが難点ですが、この魅力に気づくまでは売らずに我慢してください。
一カ月使い倒せば、あなたはもう虜。偶に浮気したくなりますが、別のを使えばすぐに物足りなさを感じるはずです。
またこの排水溝に引き寄せられていく。ユーザーの中にはpro,600Ω,250Ωと複数個のDT990シリーズを持っている猛者もいるとか。
私のおすすめはストレートケーブルで音量も取りやすい、DT990/32Ω版ですね。
DT990proの並行輸入品がかなり安いですが、カールコードがくせ者で後々改造している人が多いようです。選ぶならよく考えてくださいね。
【装着感】
ふわふわのベロアパッドで側圧も緩め、長時間の使用でも疲れません。眼鏡使用者も違和感無し。
イヤーパッドも手に入りやすく安価なので、気にせずガンガン使えます。
【音漏れ】
フルオープン型ですが、思っていたより音漏れしてません。
DT880よりも音漏れは気にならず、部屋の外へは扉が襖でも微かに聞こえる程度です。
訳あって自室でも密閉型しか使えなかった方達に、ぜひ試してもらいたいヘッドホンです。
初めてのオープン型ヘッドホンにK70xシリーズを選び、あまりの音漏れに落胆した同士達にもう一度希望を!
【アニメ観賞用として】
洗脳後は低音が心地よく聞こえますので、普通に楽しめます。
声の力強さと高低音の迫力がより一層、物語を盛り上げてくれますよ。
BGMやSEがうるさいシーンでも不思議と声とのバランスが取れていますから、聞き取れなかったなんてことはありません。
【ゲーム用には】
FPS:DT880と同じで、銃声や爆発音が聞こえなければ足音の方向が聞き取れます。
ノベル:声がDT880よりも気持ち後ろに下がりますが、誤差の範囲内です。アンプとの相性によっては低音が出過ぎて邪魔に感じることがあります。
【アンプとの相性について】
音楽よりはアニメ、ゲームプレイ時についてです。
JADE casaなどの低音が強調されたヘッドホンアンプと組み合わせると、流石に盛りすぎだろってくらいに低音が出ます、クドイほどに。
シーンによっては声に重なって、鳴りすぎたサブウーファーのように悲惨です。
私が使ってみて相性が良いと感じたのは、HP-A8などの極力味付けをしないアンプです。
長所を伸ばそうとすると、やり過ぎて悪化する可能性が高いのでアンプ選びは慎重にお願いします。
【まとめ】
DT990はこの低音が気に入るかどうかで評価が分かれます。嫌いな人にはトコトン合いません。
ですが、DT990の不思議な魅力は聞かなきゃわかりません。同じような低音を出す他機種もおそらくありません。
2万数千円でこのコスパは異常です。イッチャイマショウヨ!
商品モデル番号 | DT 990 E/32 S |
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メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
カラー | シルバー |
コネクタ | ステレオ,ワイヤレス |