前作『Raindrops』も持っています。猫叉masterを好きになったきっかけはポップンミュージックだったので、猫叉masterに対するイメージは民族音楽風のインスト曲のイメージしかありませんでした。
しかし、『Raindrops』に収録されていたボーカルの入った曲を聴いてそんなイメージは消えました。「こんな曲も作るんだ・・・」と驚きました。
そして今作を聴いたとき、また同じ・・・いや、それ以上の衝撃を受けました。
アルバムのイメージとしては、まさにCDジャケットの通りです。なんか黒いです。
うねるベースや激しいドラム、電子音がメインの曲が多いです。いや〜、また同じアーティストに驚かされることになるとは、なんだか悔しいですね(笑)
しかも、そのベースや電子音にどこか民族的なフレーズが乗せられている曲もあります。かっこいいです。
このアルバムのように、ここまでジャケットがアルバムの中身を表しているCDもそうそうないと思います。
ちなみに1,2,15曲目は静かめなボーカル曲です。2曲目がすごく良いです。
僕のようにポップンの曲しか知らないという方に是非聴いてほしい1枚です。また、このアルバムのような猫叉masterしか知らないという方は『Raindrops』のほうも聴いてみてください。