わたしは10数年前に公開された映画「アポロ13」を8回も見て、
また、太陽、地球、月、ロケットの軌道計算を
著書(Excelによる数値解析)に書いてしまうほどの宇宙好きである。
そういう私のところに、この3月27日、
予約販売で申し込んでいたサターンV型ロケットがついに届いた。
60×40×20cmの大きく豪華な箱を開けると、
第1・2・3段ロケット、司令船と支援船、月着陸船、緊急時用脱出装置、
といった各パーツが丁寧にクッション材に収められている。
まず第1段ロケットを取り出してみた。
長さ30cm、重さ430gと、ずっしりとした重量感がある。
内部にはオレンジ色に塗装された燃料タンク、
そして配管までがリアルに作られている。
5基のF1エンジンにも配管や補機類が細かく再現され、
胴体には1mmサイズほどの識別番号らしきものまできれいに描かれている。
2段目をつなぐ。
プラモデルではないため、接着剤を使う必要は無いが、
各パーツをひとつひとつ連結させていくだけでも十分に楽しめる。
連結させる向きが180°逆にならないよう、
嵌合部のサイズを大小に区別してあるなど、心憎い配慮もしてある。
月着陸船を第3段ロケット内部に格納する際、
ふたが閉まらないので焦ってしまったが、
脚をたたみこみすぎて内部でひっかかっていたためだった。
うまくセットできれば、ふたはぴしゃりと閉まり、
開閉に対する耐久性も十分なようだ。
すべてを組み立てると、全高78cm、重量930gである。
かなり大きいが、40cm×30cm以上のワゴン台があれば、
スタンドごと乗せて飾っておくことができる。
思えば、40年前、中学2年の時にアポロ11号の月着陸に感動したものの、
当時は高価なプラモデルを買うことができず、寂しい思いをしたものだった。
昨年末、このサイトでサターンV型ロケットの予約販売を見たときに、
かなり高額だったため迷ったが、少年時代に果たせなかった夢を求めて注文した。
今は、「これは決して高くない」と満足している。
アポロファンなら必携の模型であること、間違いはない。
品番 | 59287 |
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プレイヤー数 | 2 |
個数 | 1 |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | 男性 |
メーカー推奨年齢 | 15歳以上 |
発売日 | 2010/3/27 |
商品モデル番号 | 59287 |
製品サイズ | 76.2 x 12.7 x 7.62 cm; 3.98 kg |
ASIN | B002T1G1F6 |