プラモデル作るのは数年ぶり。
F14Dのあずさ機より全然組み立てが簡単そうだったので
眠れない夜、暇つぶしに作ってみた。
まず感じたことはバリの多さ。
コックピットブロックの小さな部品ならまだしも
尾翼パーツまで広い範囲にバリが。
(まぁ昔はプラモデルっていえば、こういうモノでしたけど)
バンダイのプラモデルとかの製造レベルが高いんでしょうね。
ゆえにバンダイのプラモデルを素組みするぐらいのスキルでは
ちょっと難しい上級者向けハセガワって感じ。
まず組み立て説明書が意外とわかりにくい。段差がいっぱいあって
「これどこに接着するの?」とか多すぎ。
(コックピットの後部なんて段差ありすぎて、本体組むまで保留したほど)
全体のすれあわせがズレてる部分もあり、そういう部分は瞬間接着剤がいりますね。
燃料タンクは全然形状が合っていませんでした。
全体的に歪みがち。
アタシの場合は強引に接着し、ランディングギアはすべて閉じる形にしました。
コックビットブロックを最後に取り付ける前に全体の歪みを瞬間接着剤で固定。
コックピットブロックも瞬間接着剤で、えいや!っと。
とりあえずデカールを貼って千早機にするのが楽しみだったけど
このデカールがくせもの。
見本写真には「これは何番のデカール」という表示があるだけで
実際には、重ね貼りする部分が多くて、よーく見てから
どれが一番下になるか?を考えて貼っていかないといけない。
貼り終えた部分にあとで「しまった、ここに中間に貼るのがあった!」ってなるとパニック。
肝心な千早やアイマスのロゴが大きい面積のデカールなので
よーく水につけておかないと、剥がす時点で破れやすい。
うまく本体にデカールが乗っても、位置が定まるまで気を抜くと軽く破れる。
メインである千早のデカールが4枚に破れるという悲惨な状況になりました。
デカールだけ取り寄せると、それだけで2300円。
アマゾンでカード決済で本体ごと買ったほうが安いことに笑った。
まぁデカールは切れてもうまく貼りあわせば気にならないのでイイですが
マーキングシールに慣れてる人には水転写デカールONLYなのは辛いかも。
とりあえず乾かしてからつや消しクリアをスプレーするなりして
デカールを保護しましょう、って感じ。
理想を言えば、デカールを貼る順番を把握して、最下層をまず貼ってから乾かして
次の層を翌日に貼る、とか時間をかけて丁寧にやることでしょうかね。
まずは練習というかリハビリがてらやってみて正解でした。
無塗装で接着剤のはみ出しとか気になるけど
これだけデカールをばりばり貼ると目立たなくなります。
キットとしての出来は星4か3ぐらいなんですが
それはアタシの腕前が悪いせいなので、そのせいで星を落とす気になれないので
星5つで。あくまでも上級者入門機という感じで。