ファンディスクみたいな感じに捉えた方が納得が行く気がします。
話のつじつまが合わないのは初代からあった事なので、無理に
前作の続きとして見るより、一つの新しい物語として見ていった
方がいいのでは・・・と、思いました。
とはいえ、初代緋色が好きな私にとっては、また守護者達に
会える事が素直に嬉しかったので、とても楽しくプレイできました。
特に珠紀が最初から皆に愛されているのがいいvv
拓磨と遼の喧嘩もほほえましいです^^
今作は、珠紀が随分成長したな、と思います。
玉依姫として、精神的な面も、皆を思う気持ちも、ぐっと深くなってて
守護者との絆の深さがとてもよく感じられます。
そういう意味では物語の長さは妥当なのかな、と思えなくも
ないですが、それでもあと一章分は長くして敵側の心情とかを
付け加えてほしかったです。
以下個人的解釈で良い点と悪い点を。
↓
良い点
映し鏡システムがとても良い
コミカルな物は本当に面白可笑しくて、シリアスはしんみり切なくて
どちらも出来がいいです。
特に真弘とフィーアの映し鏡が良かったです。
フィーアのは・・・本気で泣きました。
声優さんの演技に脱帽
元々豪華声優陣ですが、それに輪をかけて演技が素晴らしい。
初代の時は、叫んでるシーンとかでも控え目な言い方で緊迫感が
あまり感じられませんでしたが、今回は凄い。
守護者達の切なる思いが心に響きます。
悲恋エンドが初代より切ない
初代は割と皆同じような終わり方でしたが、(珠紀を置いて行っちゃう)
蒼黒はそれぞれに内容が違って、珠紀視点だけではない終わり方が
逆にリアルで切なかったです。
個人的に拓磨と遼の悲恋エンドはかなりぐっときました、
悲しい話は嫌い!と言うのでなければ、最初に悲恋エンドを
見る事をお勧めします。
音楽がいい!
緋色の曲は世界観に合っていてどれも良い曲ですが、蒼黒の曲も
とてもいいです^^
守護者の変身シーンの曲は特にお気に入りです、カッコいい!
芦屋さんは相変わらず悪どい良い人でした(^^)
鏡のアノ人がやたらイケメンで私好み(笑)
おみくじスチルの典薬寮組が素敵ww
悪い店
スチルが・・・
何と言うか、臨場感が感じられませんでした。
アリアとフィーアのスチルは、しゃがんで抱きしめる、とかの
構図の方が良かったのでは・・・
そしてどんな理由があるか解りませんが、やはりカズキヨネさん
の絵で統一してほしかった・・・
敵側があっさりしすぎ
それぞれの思いが語り切れてないまま物語が終わってしまって、
感情移入が出来なかった
話のつじつまがあわなすぎる
攻略ルートによっては、前作で鬼切丸を消滅させたはずなのに
「封印」した事になってる・・・というのはさすがにちょっと、
と思いました。どうせなら前作データを引き継げるように
した方が良かったのでは?
あともう少しスチルが多いとなおよかったのですが。
・・・・以上の点を踏まえて、評価は☆4つで。