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Marchen(初回限定盤)

4.5 5つ星のうち4.5 182個の評価

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新品 中古品
CD, 限定版, 2010/12/15 初回限定盤
¥3,069 ¥1

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商品の説明

独自の物語音楽を啓示し続けるSound Horizonの約2年振りとなる待望のアルバム。今作の舞台となるのは宵闇の復讐劇が繰り広げられる残酷な童話の世界。2010年6月16日に発売された今作の序章となるシングル「イドへ至る森へ至るイド」は、オリコンデイリーチャート3日連続1位、ウィークリーチャート2位と自身最高位を記録。今作も期待が高まる作品!初回限定盤のパッケージは絵本仕様スペシャルブックレット+スペシャルケース。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 414 g
  • メーカー ‏ : ‎ キングレコード
  • EAN ‏ : ‎ 4988003396800
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 17 分
  • レーベル ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B0043BOQNY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 182個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
182グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実家に置いてたら捨てられていたので探していました.
記載通りいい状態でした.
ありがとうございました.
2010年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聞き手を選ぶのがSoundHorizonのいい所でもあり、ネックでもあるのですが、今回のアルバムは全体的に、「昔へと戻ったようでそうでない」と思いました。
一期と二期でかなり評価が分かれてしまっていますが、個人的には「Revo作品」であると思っているので、歌姫が変わろうと、声優を起用しようと、それはそれで、ひとつの「SoundHorizon」であると思います。

前回の「Moira」が神話をモチーフとした部分があり、「物語」としても「神様」が介入してくるような壮大なものであったので、個人的にはメジャーデビュー前にあったような「ひとつの箱庭のような世界」を表現した部分が薄くなってしまって、少し寂しい感じもしました。
どちらかといえば今回の作品は「Elysion」や「Roman」に近い雰囲気になっています。

「Elysion」では、まさしく子供が遊ぶ「箱庭」の中で繰り広げられるような、子供であるが故の残酷さも混じる物語のようなイメージがありました。実際、狭い世界の中での愛憎であったり、という部分が大きかった作品であると言えます。
(その狭い世界の中にほんの一筋、他の物語に繋がってゆく伏線があったりとして、そこを探して、もしかしたらあの曲のあれはここのことじゃないのか、といった考察が出来て楽しいのですが)

今回はグリム童話をモチーフとしていると以前よりの宣伝があったのもあって、「本当は恐ろしいグリム童話」のような世界観を想像した方も多いのではないでしょうか。
ですが、ただ原作をなぞるだけで終わらせないのは、さすがRevo氏であると実感しました。
一度は幼少期に手に取った絵本のストーリーを、上手い事「SoundHorizon」という形で表現していると思います。

1曲目の「宵闇の唄」で、私の様な古参はすっぽりはまってしまったのですが、あまりSH自体にはまっていない人には、少々辛いかも知れません。ですが、某所でスルメCDと言われているように、そこをぐっと堪えて、一度繰り返して聞くと、不思議と引きこまれてしまうと思います。噛めば噛むほど味が出る、というやつです。
ぱっとする曲がないように聞こえるだけで、1曲ごとの完成度は高いと思います。
今回はむしろ、メジャー前の曲によくあるごちゃごちゃした感じが上手く新しいアレンジを加えて再生されている、と思います。

SoundHorizonは、一見すれば「死」であったり「復讐」といった、残酷な表現が目立つのですが、一つのアルバムを聴いて行くうちに、その奥底にある、人を愛する事であったり、この世に産まれ生きてゆくことに対する想いであったりといった部分がさり気なく、深くにじみ出てくるような、そんな感じがあります。
個人的にそこが好きであったりします。Revo氏が訴えたい事、それはいつも最後の曲(今回は「暁光の唄」)に凝縮されています。単に、「人が死んだりして残酷」であるとか、暴力的である、としか印象を抱かない人がいれば、それは深く曲を聞けていない証拠だと思います。
Revo氏が訴えたいことは、そのセンセーショナルな部分に隠れた影に近い部分であると思います。
物語の根底にあるものは、メジャーデビュー前から揺らいではいないと思います。

今回は結構そういう部分をあまり隠そうとせず堂々と表現してあると思います。
そういう所でいえば、音楽、というよりもミュージカルに近い感覚で聞いた方がいいのかも知れません。

曲的には、今までのStoryCD(アルバム)の中でも一番バリエーションが豊かだと思います。
最初こそ、何故途中でクラシックを使うのか、とも不満になったりしましたが、それもひとつの伏線というか、物語を説明するのに必要なアレンジであったので、☆の数を変更させてもらいました。(最初は4つだったのですが)

あと、今回は「イドへ至る森へ至るイド」を聞いてからの方が、数段分かりやすい。
物語の終盤になってくると、逆にストーリーが分かりづらく、感動が薄れてしまうかも知れません。

今回の聴きどころは、前作と同様に、ボーカロイドである「初音ミク」が登場している部分です。
中の人との共演は個人的に笑ってしまいましたが(笑)
こういう風に初音ミクを活用するアーティストというのも少ないと思います。
ボーカロイドを使うことでの批判もありますが、個人的には適役だと思いました。(配役としても)

そして毎回難解な歌詞はお決まりですが、それに加えて一番歌詞カードが見辛い!
ですが、初回限定版の歌詞カードは、購入の価値ありです。
昔、絵本を開きながらラジオドラマ(ドラマCD)を聞いていく商品がありましたが、あれを思い出しました。
今回は前アルバム以上にいろんな工夫が凝らしてあるので、そこも考察に入れてひとつの作品を楽しんでいくのもいいと思います。

とりあえず、初めてSoundHorizonを手に取ろうとしている方には「あまり易しくない」と忠告しますが、この作品ではまってしまえば、どのアルバムでも楽しめると思います。

個人的には「Elysion」で「SoundHorizonってこういう曲だ」っていうのを予行練習された方がいいと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「硝子の棺で眠る姫君」は雪白姫を題材にした作品です。
雪白姫を演じるのは黒沢ともよさんです。
彼女は幼女を思わせる声の持ち主です。
冒頭の歌い出しは次のように始まります。

「真雪の肌は白く、黒檀の髪は黒く
血潮のように赤い唇、冬に望まれ生まれた私・・・」

本作品には変態が二人、登場します。
一人は狩人の爺やです。
爺やに追いかけられて雪白姫は叫びます。

爺や:「おぉおぉおぉぉ…!はぁ、はぁ…。ひ、姫ー!あぁー…」
雪白姫:「いやー!こっち来ないで、爺や」
爺や:「待っとくれー」
雪白姫:「無理ー!!」

もう一人の変態は王子様です。
王子様は次のように歌います。

「僕の理想の花嫁は、何処に居るのだろう?
嗚呼、西も東も北も南も、雨にも負けず風にも負けず
捜したけれど、見つからないのさ・・・」

「未来に開く少女も、過去に開いた老婆も
蕾も花も、生きとし生ける全ての女性を愛でても尚、見つからない・・・」

通称、テッテレ王子ですね。
彼は「薔薇の塔で眠る姫君」にも登場し、眠りにつく野薔薇姫を前に「いただきます」の名言を吐きます。

雪白姫のラストは、真っ赤に焼けた鉄の靴を継母に履かせ焼いた鉄板の上で死ぬまで躍らせて終わります。
雪白姫は継母に言います。

「なーにそれ?もっと上手に踊って下さらない?折角の可愛い娘の婚礼なのよ?あはは!あーっははははは!あははは!」

幼女を中心に変態と残虐さを配置する構成はいつ聞いても胸熱ですね。
狙いが分かっていても嵌ってしまいます。

Sound Horizonらしく、「音楽というのはもともと楽しいものだ」ということを思い出させてくれる作品ですね。

(購入を迷っている方は、一度、ニコニコ動画でうpされている本CDを聞いてから判断するとよいと思います)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に歌詞カードを見ながら聴いたとき、正直「微妙…」としか思えませんでした。
イドイドと似たような曲調を期待していただけに残念。
転調、転調、そして転調する曲についていけませんでした…orz

しかし、作業しながら二週目に突入して聴いていたら不思議なことに「あ、なんか好きかも…!」と思えましたw
その調子で繰り返し聴いていけばいくほど好きになっていきますwwww
さすが陛下とでもいうべきでしょうか…。尊敬します。
中でも「宵闇の唄」が一番のお気に入りですねっ!
姫君たちのコーラスがとても綺麗です(*'ω`*)

あとは各曲に関連する童話の背景を知っていればもっと楽しめると思います!
火刑の魔女は「ヘンゼルとグレーテル」
黒き女将の宿は「絞首台から来た男」
硝子の棺で眠る姫君は「白雪姫」
生と死を別つ境界の古井戸は「ホレおばさん」
薔薇の塔で眠る姫君は「眠り姫」
青き伯爵の城は「青髭」
これらの童話が元になっていると思ってます。(個人的な意見なので間違っているかもしれません)
本当は怖いグリム童話などを参考に見ると鳥肌です。

また、デジパックに描かれている動物たちは七つの大罪とに関係しています。
豚→暴食
狐→強欲
蠍→嫉妬
熊→怠惰
ライオン→傲慢
蛇→色欲
ユニコーン→憤怒
もちろん、この七つの大罪は曲にも関連しています。

最後に、今回の初回限定版の絵本型歌詞ブックレットには感動しました!
とても丁寧な作りで中身の歌詞も見ているのが面白かったです。
買おう思っている方は絶対に初回限定盤を買った方がいいですよー!www
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『Story CD』と表記されているのである程度それも解ると思いますが、
単曲だけを聞いても歌詞の意味が把握出来ない人も出るかと思います。
そもそもこのCDの曲はミュージカル用の曲で、
その中でも特に磔刑の聖女を聴けば良く解るのですが、
女声パートを歌うJoelleさんは完全にミュージカル用の劇場の奥まで声を響かせる為の発声方法で歌われています。
普通のポップスでは聞きなれない歌い方や歌詞のストーリー性など万人向けでは無いかもしれません。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SoundHorizonのCDはほぼ全部聞いていますが、前作の「Moira」以降、セリフや謎解きといった要素を詰め込みすぎて、純粋に音楽として聴きづらくなってしまった感があります。
Revoさんの織りなす、美しく暗い(時に底抜けに明るい)メロディラインが何よりも大好きなので、もう一度、ただただ口ずさみたくなるようなフレーズを聴きたいです。「碧い眼の海賊」のバックコーラス、「笛吹き男とパレード」の冒頭、「Yield」の後奏のように、歌詞が「ラララ…」だけでも心に残る旋律を。

それでも、ひとつひとつの楽曲の作り込みやバラエティの豊富さはさすがに素晴らしい。今回のCDも、隅々まで楽しませて頂きます。
74人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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