①-⑥巻、初回限定版を購入して視聴済み。原作は未読。
人間と妖怪、半妖が共存する設定で文明開化の頃の日本が舞台
日本陸軍が妖怪がらみの問題を解決するため、
「妖人省」が結成され・・・物語が始まる
この物語は、決して人間vs妖怪・半妖のバトルがメインではないです。
もちろん、主人公ざくろ達と妖怪が戦うシーンはあるけれど
物語の趣旨は、
自分と違うものを解り合おうとする気持ちの大切さや
母と子の深い愛、仲間との絆・・ではないかな、と思う。
半妖として生まれ、半妖としての苦しみを背負って、
その悲しみに必死に戦いを挑んでいくざくろ達
・・・様々なことを考えさせられ、胸をうたれる物語。
いつもは明るく強い彼女たちもそれぞれに生い立ちを持ち、
それらが語られるシーンでは悲しく、胸があつくなる。
そして、パートナー同士の純粋過ぎる恋心にキュンとさせられます。
時にはほろっと涙したり、心がぽっとあたたかくなったり・・
そして、最終回で大粒の涙がこぼれる。そして、ラストは笑わされます^^
『おとめ妖怪ざくろ』
タイトルからあまり興味をそそられない方もいるのでは・・?と思うけれど、
ぜひ、たくさんの方に観てほしいと思う素敵な作品です。
全13話、短すぎず、長すぎず・・ちょうどよかった。
作画もきれいかつ丁寧で、声優陣もすばらしい。