司馬遼太郎の傑作『坂の上の雲』、ついに映像化!
テレビドラマの常識を超え、一切の妥協を許すことなく「リアルな明治」にこだわった、NHKが総力を挙げて制作するスペシャルドラマの決定版!
≪テーマは友情≫
「少年の国・明治」という時代に立ち向う3人の青春群像。
時代の激流に飲み込まれたがら、新たな価値観の創造に立ち向い、いかに彼らが必死に生き、考え、自らの生き方を貫いたか。
現代人に生きる勇気とヒントを与える作品。
≪国民的な座右の書 ≫
累計発行部数2,000万部を超える司馬遼太郎の代表作。多くのトップリーダーやビジネスエリートから愛され続ける座右の書。
≪悲願の映像化≫
作者の意向でこれまで決して映像化が許されなかった原作『坂の上の雲』。
連載開始から実に40年の歳月を経て、遂にNHKが悲願の映像化を果たす。
≪空前絶後のスケール≫
構想10年、撮影3年。3年に渡り放送される全3部作。豪華キャストとスタッフ、その全てに於いて空前絶後のスケールで送るスペシャルドラマ。
■第6回「日英同盟」
明治33年(1900)5月、英国ポーツマス港。日本への回航を待つ戦艦・朝日を真之(本木雅弘)と広瀬武夫(藤本隆宏)は興奮した面持ちで見つめていた。
さらに、ロンドン・王立海軍大学を視察。 一方、清国では義和団が蜂起し、好古(阿部寛)は連合国軍として騎兵を率いて出征。
ロシア兵たちの乱暴狼藉ぶりを目の当たりにする。帰国した真之は、律(菅野美穂)に看病され続ける子規(香川照之)を見舞い、その革新精神のすさまじさに驚くのだった。
その頃、最早ロシアとの衝突は免れないと考えた日本は、イギリスとの同盟を模索する。アジアにおけるロシアの勢力拡大を望まないイギリスは、明治35年日本との間に日英同盟を結ぶ。
巨大な時代のうねりが、小さな島国の若者たちを飲み込もうとしていた。(2010年12月5日放送)
■3年に渡り放送される壮大なスペシャルドラマ「坂の上の雲」。
原作は発行部数は2,000万部を超え、多くの日本人の心を動かした司馬遼太郎の代表的長編小説。
伊予・松山出身の秋山真之・好古兄弟と正岡子規たちの青春群像を通じ、
国民ひとりひとりが少年のような希望をもって国の近代化に取り組み、存亡をかけて日露戦争を戦った「少年の国・明治」という時代のエネルギーと苦悩を描く。
国民的文学ともいえるこの作品の映像化を許されたNHKが総力をあげて、国内各地・世界各国でのロケを敢行、最新の特殊映像効果も駆使しこれまでにないスケールで制作。
【スタッフ】
原作・題字:司馬遼太郎
脚本:野沢尚 ほか
音楽:久石譲
語り:渡辺謙
【出演】
秋山真之:本木雅弘
秋山好古:阿部寛
正岡子規:香川照之
正岡律:菅野美穂 ほか
(C)2010 NHK