■イスムではご購入者様による、仏像のフォトコンテストを定期的に行っております。 実際のインテリアイメージ等、多数掲載致しておりますので、ご覧になりたい方は(イスム インテリア・フォトコンテスト)にてご検索下さい。 千の手の無窮の広がり 観音の王 千手観音 観音菩薩の無限の慈悲を表す姿が千手観音像と言われており 42本の手に様ざまな法具を持ち、頭上の10の顔で周囲を見渡し、ありとあらゆる苦難を取り除きます。 この姿は観音が如来に「すべての衆生を救うため、千本の手と千の眼をいただきたい」と願い出て賜ったもの。 頭頂部と額の上には阿弥陀如来を掲げており、如来の遣いとしてこの世で私たちを救うことを示しています。 観音菩薩の中でも特に功徳が多いことから、観音の王「蓮華王」という別称を持っています。 モデルは、木心乾漆像としては日本で一番の大きさを誇る奈良の国宝「千手観音立像」 千手観音像は一般に42本の手で「千手」を表すことが多いのですが、これは千本の腕を持つ貴重な作例です(現存は953本)。 1本ずつ作られた腕が光背と一体化するように扇状に配置され、観音菩薩の慈悲の広がりを見事に表わしています。 S-Classに匹敵する どこまでも造り込まれた妥協なき造型 イスムでも最も贅沢な仕様の当像は、妥協のない造形を目指して、頭頂の化仏や持物など、74にも及ぶパーツの全てを原型から起こし 全身に120枚の金箔を使い、あえて拭き剥がして時を経た重厚感を再現。 その技は1mmにも満たない小仏手の先にまで施され、黄金に輝く千手観音の神秘的な姿を演出しています。 端正な顔立ちを更に際立たせるため、光背の文様は徹底的に緻密さを追求し、金箔貼りと彩色だけでおよそ12時間が費やされる、イスムの傑作です。 現代の暮らしの中で仏像を楽しむ-イSム イSム(イスム)は、日本人が大切に守ってきた仏像を現代のライフスタイルの中に再現するブランドです。 独自の技術力と表現力で造る美しい仏像を納得のクオリティとプライスでお届けし 美しいインテリアとしても、心を豊かにする美術品としても、毎日の暮らしの中でお楽しみ頂きたいと考えます。 株式会社MORITAは、イスムの仏像を通して いまの時代に生きるあなたへ、心の満足を提供します。 ◎「イSム」というブランド名とロゴマーク 「仏像」の「仏」という漢字の中心に「S(Spirit=魂)」を据えてブランド名としました。 仏の抱く魂を現代のライフスタイルに取り入れるため、「イSム(イスム)」というブランド名をモダンにデザインし、ロゴマークに表しています。
< 包装・パッケージ > 上段- TanaCOCORO[掌] *TanaCOCORO[掌]シリーズには手袋をお付けしていません。 下段- イスム Standard 包装においても最善のかたちを追求したい。 美しく繊細にできあがった像の感動をそのままお客様へお届けするために、考えうる最良の手段で包装・発送を行っています。 テストを繰り返した包装材に、全職人、全スタッフの想いを込めた一作を丁寧にお納め。 大切なものだから、手袋と一緒にお届けします。 イスムのコンセプトを体現するスタイリッシュなパッケージには、末永くお客様の傍に置いてだきたい、そんな私たちの願いが込められています。 < イスム拘りの素材 ポリストーン > イスムの仏像は、石粉と合成樹脂を混ぜた「ポリストーン」と呼ばれる素材を使用しています。 石の重量感と繊細な表現力とを兼ね備えた素材。 顔料や箔ののりも良く、微妙な表情を生み出すのに適しています。 気温や湿度、使用部位によって石粉と樹脂の配合を変え、より丈夫で細かいパーツを追究。 ものづくりに一切の妥協をしない それがイスム流です。
< 原型 > 仏像は、図面製作、原型製作、着色など様々な工程を経て完成にいたります。 まずは全てのクオリティを決めるカギとなる第一歩、原型作りにおいては 妥協を許さず2~5ヶ月程要します。 原型はいわば仏像を作るための設計図となり より実物に忠実に 精密な造型を得るため、仏像まで幾度となく足を運び 集められるだけの資料を集めた後、緻密な計算を繰り返しながら下絵の作成→原型製作へと移行します。 これらの努力は現存の仏像を忠実に再現する上で、欠かす事のできない重要な作業となり 再現性を高めながらも、イスム流の細かなデフォルメを加えつつ 原型を造り込むのです。 仏像への深い想いと探究心を持ち続ける、イスムだからこそなし得る本格的な原型製作の現場となっております。 < 型抜 > 型抜きには、細かい表現力に優れたシリコン型を使用します。 やわらかい素材だけにその取り扱いも難しく、金型とは違って一つの型から30個ほどしか抜くことができないものもあり、大量生産には程遠い「手作業」の現場です。 一つひとつのパーツを丁寧にカタチにしていきます。
< 磨き/組立 > 磨きもまた欠かせない大切な工程 細かなパーツも一つずつ丁寧に幾度も磨きあげる時間と労力が、像のクオリティを左右します。 滑らかにしたパーツは決められた角度で組み上げられ 像の印象を決定づける重要なこの工程で、完璧な造形美の再現を目指します。 < 彩色 > 彩色は最も手間ひまのかかる工程です。 拘りぬくのは現存する仏像の再現 顔料から金箔まで色々な表現技法を用い、千年以上に及ぶ「像の歴史」を復元していきます。 汚れや劣化までも表すために着色を行った後 拭き剥がしたり、金箔を貼った後に剥落させ それらを繰り返し経年変化を再現します。 また、仕上がりの決め手となる「眼」の彩色は非常に高い技術が必要とされ、職人達の中でもたった一人にしか許されない、まさに「聖域」と呼ぶべき工程です。 その筆から生み出される「眼光」により 像へ息吹が吹き込まれ、拘りぬいたイスムの作品がようやく完成を迎えます。