何事も中途半端な平凡少女が秘める熱い思いを桂馬はいかに引き出すか?
ユータ君への告白にやる気をなくしたちひろは、なにを考えているのか? ちひろの真の悩みを理解した桂馬は次の手を打つ。
“Singing in the Rain”では雨の中で、二人が熱くぶつかります。
神のみはアニメ化する時に原作の表現からさらに深めていますが、特にちひろ編では彼女の心の細かな動きを丁寧に
たっぷりと積み上げています。モブキャラの一人一人にも本当は個性的な人生があるのに、そこはこれまでいつも
スルーするしかなかったというアニメスタッフのざんげが、内面はとてもかわいらしくて魅力的な「平凡少女ちひろ」を
今回きちんと描くことに結実してのでは。
神のみ史上で最も心を打つと(思う)ちひろ編を逃しちゃだめです。
“はじめての☆おつかい/3人でお茶を。”は息抜きの楽しい回。エルシィーががんばっていて、ハクアも桂馬になにやら
言いたげ。駆け魂隊自体の魅力が詰まっています。また原作コミックと少しずつ違うところを見つけるのも楽しいですよ。
たとえば最後のお母様のセリフとか。
特典Discのちひろの歌「初めて恋をした記憶」は待望のフルサイズ版。
初恋の記憶を大切にしながらあなたに向かって再び駆けだす「平凡少女」がきらめく、本当に良い歌です。