ロックマンXのD-Artsシリーズ第3弾、
ライト博士からの時を越えた贈り物、フルアーマーを装備したエックスです。
ゲーム本編のロックマンXシリーズは、回を重ねる毎にアーマーのデザインが派手になり、
デザイン画も洗練されていくので、そういう意味でこの第一弾のアーマーは、
今見ると「ちょっと地味なデザインだな」とどこかで思ってしまう・・・というのが本音でした。
予約で購入したのですが、少しばかりその地味さが気になり、予約を躊躇いました。
・・・のですが、それでも予約したのは、心のどこかで
「実際に手にしたら、きっとかっこよく見えるに違いない」、という予感があったからで、
見事予感は的中しました。白いアーマーを全身に纏ったエックスはとても勇ましく見え、
ゲーム本編でアーマーをフル装備した時の、「強くなったエックス」を思い起こさせます。
閑話休題、商品仕様に関して。
ノーマルエックス(以下、NX)との比較で書いていきます。
まずは外見。先ほど地味とは書きましたが、それは他のアーマーと比較しての話。
NXと比べると確実に派手です。ところどころにシルバーやゴールドが配されており、
フルアーマーの貫禄を感じます。また、バスターパーツはゼロの流用…かと思いきや、
ゼロの物はベースがシルバーなのに対し、エックスの物は白、という細かい差異が。
当時のイラストをよく見てみると、なるほど確かに、デザインは一緒でも色が違いました。
こういった細かいところが再現されているのは嬉しいですね。
可動に関しては、やはり今回も完璧。すっごい曲がる。言う事無しです。
関節の外れやすさなどは、こればかりは個体差があるので一概には言えず。
今回自分の元に届いたものは、右足首がやや脆かったです。
交換パーツは、手、通常アームと、ここまではNXと同じ仕様で(当然色は違いますが)、
NXには無かった目線移動顔が2種類と、NXにも付属していた3連ショット…と思いきやコレ、
なんとNXの3連と分解・連結して、5連ショットの再現が可能になります。
ゲーム本編で言うところのラピッド5入手時ですね。分解してシングルショットも可能です。
そして今回、一番目を引くであろう物が、チャージショットエフェクトでしょう。
なんとエックス本体より重く、わざわざ専用の台座パーツが付属しています。
また、本来フルアーマー状態ならば、スパイラルクラッシュバスターという、独特な形状の
チャージショットが出るはずなんですが、その再現ではない模様。まぁ造形的に厳しいか。
色や形を見ると、NXのMAXチャージショットの方が近いので、NX付属の緑のチャージショットを
合わせれば、NXのショットはほぼ全種再現できる形になります。むしろそれが狙いでしょうか?
NXを買った人だからこそ、得をするという部分が多いですね。
部分的なパーツ取得再現然り、チャージショット然り、表情然り。
もちろん、単体でも素晴らしい完成度ですので、オススメです。
個人的には、スパイラルクラッシュバスター等のエフェクトが、単体販売されないかなーと期待してます。
ネット専売とかでもいいので・・・何とかなりませんかね、バンダイさん(`・ω・')