ウェブプレーヤーを開く
「民族調」の言葉に惹かれて、発売前からかなり気になっていたタイトルでした。
神秘的で、アジアンテイスト満載です。
個人的には、北欧っぽいテイストも感じられました。
若い方は分からないかもしれませんが、1985年から90年代半ば活躍していたユニット「ＺＡＢＡＤＡＫ」
（ザバダック）の音楽を思い出させてくれる、そんなＣＤです。
ボカロ（特にリン・ミクの女性陣）の高周波調教と、津軽の民謡じみた歌い回しが見事に合っていて、耳に非常に心地よく響きました。民族音楽（っぽい）ノリとボカロがこんなに相性いいとは思いませんでした。
瞑想に浸っている様な心境になれますね。
レンの高周波も、この曲調には意外なまでに馴染んでいて、すこぶる良いです。
ポップ・ロックも良いけど、和風とも演歌とも一線を敷く、このアジアンフィール全開の音が心にジワリと染み込みます。
敢えて異国の言葉を歌詞の一部に持ってきたのも、神秘性を高める事に一役買っているのではないでしょうか？
仕事で深夜遅くなった時など、帰りに車の中で流しながら走っていると、すっごく癒されます。
今作のもう一つの特徴として、他者も申されている通り、カイトの占める割合がかなり多いです。
今まで、ぶっちゃけカイトには全く興味なかったのですが、一気に男性ボカロの良さが理解でき、ファンになりました。
カイトをこのようなジャンルで使ってくるとは全く意外でしたが、使い道としてはストライクだったんじゃないでしょうか。
勇ましい曲から神秘的な曲までジャンルも幅広く、何度聴いて飽きない作品です。
大満足です。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
