まさか、あの彼が…!?と、(正体に)驚愕した、ウルフオルフェノクが登場です。
個性派揃いの仮面ライダー555の怪人の中でも、ホースオルフェノクと並ぶ人気キャラでしょう。
555TV版、555劇場版、ディケイドと、登場回数も多い怪人です。
劇中に比べて、体型はややマッシヴになり、全身のトゲトゲがかなり大きくアレンジされ、
背中の体毛(たてがみ)も省かれていますが、全体のイメージとしては、劇中と大きく変わらない印象です。
全長は13cmほどで、さすがに体をのけ反らせたり、足を高く上げたりする事はできませんが、
たっ君らしい腰を落とした決めポーズなどが取れるので、問題のない可動範囲だと思います。
造型の密度も凄まじく、この小ささで顔などもしっかりと再現されています。
問題は塗装とスミ入れ(全身の黒いラインのこと)で、もともと全身が灰色の怪人なのですが、
灰色というには少々濃すぎるように思えます。特にスミ入れは色が濃く、大雑把に見えます。
気になる部分には綿棒に軽く薄め液を付け、チョンチョンとふき取ってやれば、見栄えがよくなると思います。
(銀色部分は塗装なので、そこだけは銀色ごと剥げてしまいますので、ご注意を。)
塗装のみ、やや残念でしたが、全体的にはとても格好良く、お気に入りの商品です。
欲を言えば疾走形態の足首に換装できれば良かったのですが、そこまでは贅沢かも知れませんw
極魂の怪人シリーズをもっと揃えたくなったので、ホースやドラゴンも、ぜひとも出して欲しい所です。