まずは曲目紹介とそれぞれの登場作品から
001.Artificial Sky(shape memory effect)(AC3)
002.Fake Facer addict(ACFF)
003.Remember 〜on your memory〜(ACFA)
004.In My Heart(live edition)(AC3)
005.Thinker -reprise-(AC4)
006.Old Peal -graces-(ACLA)
007.Autobahn 〜112 miles over〜(ACNEXUS)
008.Cosmos(ACFA)
009.Nine -novem-(ACMA)
010.Delta Ray(loud down)(AC2AA)
011.Flood of A Life(ACNEXUS)
012.V(ACV)
013.Lament Over the Howling Age(ACV)
014.Why Don`t you Come Down(ACV)
015.I Know What You Stand(ORIGINAL)
以上の15曲が収録されています。
まず1曲目の冒頭にやられます。
これから始まるんだ!という期待を煽ってくれる素敵な導入。
最近の作品のアレンジが素晴らしいのはもちろん、3以前の旧作の音楽をこのような形で再度聴けるのは嬉しい限りです。
今回は初代と2から1曲ずつですが、今後もこのような形での再誕に期待したいです。というか是非してください、お願いします。
初代からの1曲が「Nine」なのはさすがというか、ニクイですねぇ。
4系列の曲が最大の目当てという人はやはり多いだろうと思いますのでそちらについて語りますと・・・
まずイントロが非常に凝ったものになっております。歌が始まるまでにかなりたっぷりと使っています。
そして歌詞がかなりはっきりと発音されるようになっている。このあたりはゲームを盛り上げるための曲か、曲単体としての作品かという違いが出ていますね。
ちなみに「003.Remember 〜on your memory〜」と「005.Thinker -reprise-」「014.Why Don`t you Come Down」そして「015.I Know What You Stand」はブックレットに歌詞が記載されているので
「歌詞を覚えたいけど聞き取り能力に自信がないよ!」という人も安心です。
4系列の曲はもともと大好きで思わず歌いたくなる、というか頼むからJOYに入れてくれ!という気持ちでいっぱいだったのですが、思ったよりもノリノリになれたのが「004.In My Heart(live edition)」
聴いているうちに「インマイハ〜」と口ずさみたくなってきます。
そして最後にVに収録予定のものとオリジナルの曲。
「012.V」と「013.Lament Over the Howling Age」はかなりガラッと変えてきたなーという印象ですが「014.Why Don`t you Come Down」はそうでもない。
むしろかなりACらしい曲なのでは?と思えます。しいて言うならドラムがいままでのAC曲ではなかなか聴かなかったような使い方でしょうか。
オリジナルはAC曲というよりはやはりフリーケンシーというバンドの曲として作られているようで、作品のイメージを想起させるような仕掛けはあまりないですね。ですが、いい曲なので問題はないです!オリジナルはどう反応していいか困るのではと思ってましたが、意外とすんなり楽しめました。むしろ「これどこかに使われてなかったっけ?オリジナルだっけ?」と思ってしまいます。ほかの曲と比べて浮いているということはないかと。
全体的にACらしいリメイクの仕方が多く、巨大な機械の駆動音のような効果音が入ってきたりと(しかもそれが音楽としてきちんと曲に組み込まれている)それはそれは楽しめました。
とまぁ、いろいろと書きましたが。タイトル通り、「すばらしかった。だから聴いてみてくれ」これが全てです。
ただ、スピーカーとインナーイヤホンでは聴こえ方がかなり違い、ほとんど別の曲なのでは?と思うこともありました。個人的には後者のような、音をあまり逃がさないヘッドフォンとかを使うことをオススメします。
ニーアとかもそうでしたが、ユーザーからの反応がよければ音楽単体でコンテンツを伸ばそうという試みは自分としては大歓迎。今後もがんばってほしいです。