以下、ドール初心者の友人にあてたメールからの抜粋です（手抜き失礼；ヘビードーラー諸氏には『何を今更』な内容かと思いますが）。
＜◇＞
> Azone のドールはコスチュームの出来は良いし最初から着せ付けてあ
> るので楽なんですが
…って書いちゃいましたが（実際、今まで購入したものは全てそう）、今回のは自分でやらにゃならんようです。くぅッ、オイラ指先すんげー不器用なのに…。
てな訳で、もし購入されるならご注意を。まぁ、女の子に服着せるのもそれはそれで楽しいんですが（とは言え、ドール用の服のボタンとかホックとかが取れちゃうと、もう泣きたくなるほど辛いです；一度経験あり）。
さて、ドール版黒猫の問題点ですが、触れてみて感じたことをざっと列記してみます。
(1) 全体に服のサイズがキツキツで着せにくい
まぁ、これは大抵の場合に言えることなんですが、それにしてもこれは結構手こずりました。１年近くブランクがあることを考慮しても、思いの外時間がかかってしまいました。
目が極端に悪くなってしまっていて、指先も太くて丸っこく細かい作業に不向きな所為もありますが、それにしても２時間半は掛かり過ぎです。
シャツやスカートが、ボタン留めではなくマジックテープになっているのは有り難かったです。が、どちらもかなりのギリギリサイズで、スカートはやや小さめ。ドール用の服は基本的に全品一品ずつの手作りなので多少個体差があるのは仕方ないのですが、それにしても腰のところがどうしても合わず、背中にあるリボンがどうしても歪んでしまいました。
靴もキツキツで、下手をすると足の甲のベルトが千切れかねず、そっちが無事に済んだとしてもソックスがこすれて破れかねないので、取り敢えず今回はやめにしてます。
上着の袖もかなりきつめ。手首から先を一旦外したうえで腕を通すんですが、ちょっとずつのやや根気のいる作業でした（次項の問題で何度か着脱を繰り返したので、私には特に気になりました）。
(2) 上着のホックが分かりにくく嵌めにくい
かぎホックで前を留めるんですが、これがまたきつくて。しかも、かぎを引っ掛ける側のループが、服地や縫い目に紛れてまるで見えません。
それに、顎の下・胸の上と言う言わば窪んだ場所、陰になりやすい場所でそれをやる訳ですから、非常に大変です。
触った感触で何度も位置を確かめ、指先の感触を頼りに何度もトライしたのですが、これだけのために１時間ほど費やしてしまいました。
(3) 胸飾り（シャボ）が付けにくい
幅１．５ｍｍ程度のリボンを、同程度の径のリング２つに通し、折り返しもう一度通す、と言う作業が必要なんですが、ピンセットと拡大鏡が無いと私には無理です。しかも、ドールの首の後ろ、且つ襟の下と言う場所的な困難さは、道具があってもかなり作業を難しいものにするでしょう。
…とまぁ色々書きましたが、顔とか貧乳とかいい感じに再現出来ていると思います。
着せ付けの手順も、Ａ４一枚ものではありますが一応必要なことは分かる程度に書かれていますので、取り敢えずその通りに作業すれば一応何とかなります。
また、きつさは気になるものの、サイズのギリギリさを除けば、服の出来（生地、装飾、縫製など）は良いです；この辺、アゾンのは大体そうですが。
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