この度は、アマゾン出店の中古での購入でしたが、付属品のブルーフィルターもきちんと付属しており
マニュアル、ディスクの状態も全く問題なく比較的安く購入する事が出来た。(新品は高すぎる)
当方、SONY KDL-46XR1、55XR1 、X5000(40in)、プロジェクター、VPL-VW200 を所有。
ディスクメニューの【映像イコライジング】で調整。全てにおいての機種で、今まで設定していた
画質の概念を覆させられた。無論、調整に至ってはBDプレーヤーもTVも完全デフォルト状態で調整を行うが
結果、中でも驚いたのが、55XR1に至っては「LED部分制御」機能含む全ての高画質回路をオールオフ。
よって全くの素の状態で【映像イコライジング】のみの設定がこれまでにない綺麗で、何より自然。
そして“Triluminous・RGB LED”の旨味である、芳醇な色域、色味を最大限引き出していると言うのが納得出来る画に変化。
今更にして、このXR1の素のガチンコ性能の高さには正直感激すら覚えた。
46XR1も同様に変化があったのは認識しているが、ただ、リビング環境下に設置している為に少し設定が違う。
(シアタールーム環境下(暗室)にある為に55XR1の方が本領発揮度合に分があると思われる。)
こうやって見ると、このXR1と言う機種は、きちんと設定してやると、変化の度合が大きく出やすい機種なのかもしれない…。
だから、このチェックディスク『 Super Hivi Cast 』がベース作りには欠かせないのだと思う。
プロジェクターの調整もTVとは違う変化を見せた。
VW200と言う機種も今や貴重なピュアキセノンである為に、XR1とはもちろん違った光源ではあるが
スクリーン上に映す上では、実に深みのある自然な色を出してくれる光源であるのには間違いないので
調整後、本ディスク内のデモ映像にバラの画があるのだが、このPJの良さが最大限出ていると感じる。
映画も軽く試聴したが、やはり調整前と後では暗部階調性も良くなり、黒潰れすることなく限界まで
見せようとする。澄み切った青空の表現だったり、良い意味で画にメリハリを感じれる。
そのような画に改めて変化の度合いに関心。
長々と書いてしまったが、新品価格は割高と感じてしまう価格であるには間違いはないと思うが
その分、中身はとても充実度の高い内容となっているのは事実。(レビューにはないがHDサウンドのチェックもとても役に立つ。)
一枚このようなチェックディスクを持っていると、ベンチテストではないがホント、
一種の“モノサシ”になるので、AVを趣味とする方には持っていて損はないだろう。