人類の記憶と歴史に永遠に残すべきSF映画
STORY
近未来、超高層ビルが立ち並ぶ都市メトロポリス。科学は発展していたが、労働者たちは地下の工場で使役され、支配者のみが地上で豊かな生活を送っていた。あるとき、支配者の息子フレーダーは労働者の娘マリアに恋をする。二人は階級社会に矛盾を抱き、労働者たちの間でストライキを起こそうとするが……!? ナチスが台頭する前のドイツで、近未来を大胆に描き出したF・ラングの傑作。「SF映画の原点にして頂点」と称される作品。
1927年、ドイツ、118分、モノクロ・サイレント
監督:フリッツ・ラング
製作:エリッヒ・ポマー
脚本:テア・フォン・ハルボウ、フリッツ・ラング
撮影:カール・フロイント、ギュンター・リター
音楽:ゴットフリート・フッペルツ
出演:アルフレート・アーベル、ブリギッテ・ヘルム、グスタフ・フレーリッヒ、フリッツ・ラスプ、ルドルフ・クライン=ロッゲ