タブ、香料
火の取り扱いには十分ご注意ください。落ち着きのある爽やかな香り。“富士山に青い雲”のパッケージで広く親しまれている「青雲」です。 1把1把使うことができる束ねたタイプで5把入りです。お仏壇にもお墓参りにもご利用いただけます。燃焼時間約30分(立てた場合)。
お線香をお供えする意味合い
お線香をお供えすることは、香煙を通じて仏様とお話しすることであると言われています。自分の身を清めたり、仏様の食事といった意味合いもあるようですが、なによりも、よい香りで心を落ち着けて仏様と向き合うことに大きな意味があるといえます。また、仏前での御焼香は仏・法・僧(仏…お釈迦さま、法…仏の教えを説いた教 典、僧…仏も教えを広めるお坊さん)への帰依を意味して3回行うといわれています。宗派によってちがいはありますが、お線香も仏・法・僧にならい3本立て るのが一般的だといえるでしょう。
火と道具を手にした人類は文明を生み、そのときから香りの歴史が始まりました。貴重な火の持続のために焚き続けた炎の中から、あるとき偶然に立ちのぼった芳香。人はそれに神秘と力を感じ、人智を超えるものとして祈りや願いを託したのです。いま、世界の祈りの場では香が焚かれます。ときめきとやすらぎを求める場にも香があります。香は、現代の至高の精神文化であり、こころ豊かな暮らしの文化となっています。古代インドからたどって4,000年。東洋と西洋で独自の発展を遂げた香りの文化は、日本で再び出会い、融合し、新たな創造を加えて発展し続けています。そしていま世界は、日本で完成された香の文化を中心に、香りを共通語にして、ひとつに結ばれようとしています。
千数百年の時が育んできた日本の香り文化。日本の香りの歴史は、6世紀の仏教伝来を緒に形成されてきました。香木や香りのよい和漢植物等の香料を焚き、人々の祈りや願いをかぐわしい香りに託す。こうした宗教的儀式が広がる一方で、香を焚く習わしは貴人たちの優雅な生活文化のひとつとなり、室町時代には、焚いた香木を当てる香り遊びが発展して芸道となり、「香道」が生まれました。江戸時代に入ると、お香づくりの技術はさらに発達し、庶民の生活にも取り入れられていきます。現代にも使われているお香は、この長い「香」の歴史の中に位置づけられています。
日本香堂の研究開発室では、調香や薬剤の専門家をはじめ多くの研究者たちが、これまでの蓄積データを応用しながら、くらしをさらに豊かにする香り商品の創造・開発に取り組んでいます。
香りは多種多様な香原料の調合によってつくられます。天然の貴重な香木や植物をはじめ、その粉体香原料、自然の花や草木などから抽出した香料、あるテーマに基づいて調香された香料……。それらは、産地やメーカーによって成分や特性がまったく違うため、香りの質に大きな影響を及ぼします。日本香堂では、世界中から集まるさまざまな原料を分析し、品質や安全性、さらに供給の安定性などを吟味して、優れたものを調達するよう努めています。また、調達ネットワークの新規開拓を進めるとともに、大規模な原料庫を設け、入手が困難になりつつある天然香原料を中心に大量の原料を保管。将来にわたって、香りの質や安定した価格を維持するための対策を戦略的に推進しています。
青雲 短中把5入 #201
シェア:
さらに安い価格を見つけられた場合は、当サイトまでお知らせください。お客様からの情報を参考にして、さらにリーズナブルな価格でご提供できるよう努力します。
Fields with an asterisk * are required
ご注意: 当サイトの商品情報は、お客様が商品を選ぶ際に参考にしていただくためのものであり、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。ご使用前には必ずお届けの商品ラベルや注意書きをご確認ください。この商品情報は病気を治すための自己診断に使うことはできません。アレルギー体質の方や妊婦の方などは、かかりつけの医師にご相談のうえご購入ください。