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バカで野蛮なアメリカ経済 (扶桑社新書) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2012/3/1
- ファイルサイズ1464 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1977年、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、クレアモント大学大学院政治学修士号を取得。
ハーバード大学政治学部大学院にて政治学博士課程修了。現在は拓殖大学日本文化研究所客員教授、
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役、日米保守会議理事兼事務局長などを務める。
国益を重視する言論への評価が高く、2008年の世界金融恐慌を予見するなど先見性への信頼も厚い。
著書に『日本人が知らないアメリカの本音』(PHP研究所)、『超大恐慌の時代』(日本文芸社)、
『日本はニッポン!』(共著、総和社)など
登録情報
- ASIN : B0088K0OBO
- 出版社 : 扶桑社 (2012/3/1)
- 発売日 : 2012/3/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1464 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 223ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,278位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 101位扶桑社新書
- - 16,749位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

藤井厳喜(ふじい・げんき) http://www.gemki-fujii.com/
国際政治学者。未来学者。詩人。
『ニュース女子』レギュラー出演。
虎ノ門ニュース(第1・第3水曜日レギュラー)出演。
会員制インターネットチャンネル「ワールドフォーキャスト」配信中。
http://gemki-fujii.com/wf/
2016年まで毎週火曜22時~FMラヂオつくば #kgproject にレギュラ出演♪(番組終了)
(翌放送日に以下のURLに過去のコンテンツを公開しています)
https://www.mixcloud.com/kennysuzuki18/
軍事・経済・文明論も含む総合的な視野から国際政治を論ずる。その的確な近未来予測には定評があり、予測のプロの間でも評価が高い。
1952年(昭和27年)東京都江戸川区生まれ。本名:昇。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1977 〜 1985年、アメリカ合衆国へ留学。クレアモント大学大学院で政治学修士号取得。ハーバード大学政治学部大学院へ進み、政治思想のハーベイ・マンスフィールド教授、哲学のジョン・ロールズ教授(『正義の理論』の著者)、ハンチントン教授(『文明の衝突』の著者)、社会学のエズラ・ボーゲル教授(『ジャパン・アズNo.1』の著者)等に師事。政治学博士課程修了。
ハーバード大学国際問題研究所・日米関係プログラム研究員、政治学部助手を経て帰国。
1989 〜 1992年、ラジオ文化放送(JOQR)でニュースキャスター。TV朝日「朝まで生TV」等に出演。
大手信託銀行、大手証券会社等の顧問、財界人の個人アドバイザーを務める。
米ブッシュ・ジュニア政権誕生を予期し、1999年、岡崎久彦元駐タイ大使等の協力を経て、日米保守会議を創設。リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(共に当時は民間人)等を日本に招聘し、日米政界間のパイプ造りに奔走。
著書は第一作の『世界経済大予言』(1984年)以来、編・訳著、共著を含め、最新刊『国境ある経済の復活』で70作目。
英語関係の著作も韓国語に翻訳された『経済英語に強くなる本』(PHP研究所)等、数冊ある。
明治大学・麗澤大学等で、政治学・国際関係論・英語などの教鞭をとった。
エディット・ピアフ「愛の賛歌」等のシャンソンの新訳詞、オリジナル曲の作詞も多数ある。
株式会社ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。
『厳喜に訊け!』を中心に、YouTube( http://www.youtube.com/user/zingrace1213 )やニコニコ動画を通じて日英両語で世界に情報を多数発信している。
『藤井厳喜アカデミー』シリーズ第2弾「経済篇:日本を復活させる智恵─増税を許すな!復興財源はこうして創れ!」http://www.youtube.com/my_playlists?p=E4F42E64ED2C36F7
が好評である。
無類の動物好き、猫好きである事からNET上では「ニャンコ先生」と愛称され、「ネコウヨ党総裁」でもある。
公式HP http://www.gemki-fujii.com/
"未来が分かる『" Fujii's Focus For Future』(藤井厳喜公式ブログ)は人気が高い。http://www.gemki-fujii.com/blog/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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難解な概念、言葉を使わず、非常に分かりやすい形で説明してくれている。
本書では、次の内容構成になっている。
第1章 アメリカにおける「大企業」と「草の根」の対立
第2章 1%の富める者たちとそれ以外の貧困者
にて、アメリカの社会的な現状を説明している。
上位1%の者が、更に所得を増やしている富の集中状況、140億ドルの利益をあげながら1円も税金を払わないGE等
アメリカの根の深い問題を理解することができる。
また、ウォールストリートへのデモが、なぜ行われているのかを実感として理解することが出来た。
第3章 アメリカの取り得る政策、超インフレか大不況か
第4章 金融界に牛耳られたワシントン
第5章 ユダヤ金融、特にゴールドマン・サックス
にて、リーマンショック後のアメリカの取り得る方法、
金融界に牛耳られるワシントン、ユダヤ金融の秘密等、政治・経済面の説明をしている。
いずれの政策を行っても、アメリカは血を流さずにはいられず、
血を流した後、回復までには相当な時間が必要であることが理解できた。
新通貨アメロの導入による「アメリカ国債・徳政令」を本当に行う可能性も否定できないと、
個人的には思った。
そうなった場合、世界第2位のアメリカ国債保有国・日本は一体どうなってしまうのか?
そら恐ろしくなってくる。
ワシントンがいかにして金融界に支配されていったのかを具体的な個人名で説明があり、
非常に分かりやすかった。
ユダヤ金融については、(本書ではなく)以前から「陰謀論」的な記述を度々ネットで見かけていた。
あまりに極端な記述であった為、個人的にはどこまで信用すべきか、常々疑問に思っていたことである。
ユダヤ資本と言われる企業同士がライバルであり、
同一企業の中でも、個人同士がライバルであり、ユダヤ人の敵がユダヤ人であったりする。
ユダヤ人一体となった陰謀などは存在しようもない旨の説明があった。
当たり前と言えば、当たり前のことではあるが、本書の説明で得心した。
アメリカがなぜバブルを繰り返すのか?
どう考えてもバブルが弾けることを前提として、わざとバブルを仕掛けているとしか思えない。
ずっと疑問であった謎を本書を読むことによって、その理由が初めて分かった気がする。
第6章 アメリカを国家破産に追い込むティーパーティー運動家
アメリカがデフォルト寸前まで行った際の顛末を説明している。
個人的には、アメリカのデフォルトなぞあり得ないと思っていたのだが、
内情はかなり危険なところまで行っていたことが分かった。
第7章 ビッグデータと超管理社会
フェイスブックの野望、ビッグデータにおける超管理社会のおそろしさについて説明されている。
ここで、筆者の視点にはなるほどと頷かされた。
詳細は本書で確認していただきたいが、
この視点を持つことは、今後の社会を生きていく上で、本当に必要なことであると痛感した。
本書は、アメリカの政治・経済の現状を知るだけでなく、
今後の日本社会を生きる為の視点を示してくれている必読書である。
個人的には、
以前より疑問であった「ユダヤ陰謀説」、「バブル経済の繰り返し」について、
回答を頂いた。
非常に感謝している。
日本村は、どうすればよいのか指摘や、例を挙げて欲しかった。
カネ・カネ・カネの金融商売がモノの売れなくなった資本主義経済における世界経済の支配へと
変貌している状況がよくわかります。
政府要職と金融機関の幹部との癒着、そしてそこにあるオバマの変貌。
日本はこんな死に体のアメリカに付き合っていていいのだろうか?
世界ナンバー1であるのは事実であるが、OWSをはじめとするおぞましい
金持ちとの格差をどうする気なのか。
きっと変わらないでしょう。
今年は大統領選挙があるが、カネに取り込まれてしまったオバマは再選するのでしょうか?
結局、日本もそうであるが、カネに操られるトップは見るに堪えない。
真の民主主義を実現せねば、アメリカに限らず国破れて山河ありとなることでしょう。
また、フェイスブックをはじめとしたSNSの危険性も読む価値があるでしょう。
国民総背番号制は勝手に作られてしまうのでしょうね。
真の情報を常に自己管理できない人々は、ワンワールド主義に取り込まれて
搾取されるだけの人生を送るのでしょうから、この著書は読んでみる価値はあると思います。
行き着く先は巨大IT企業による情報管理社会になる
というのが本書の概要。
グローバル化とIT化でどの国も国内雇用を維持できなく
なってることが、昨今の世界的混乱の原因だと思うので
本書から得るところは大きかった。
藤井さん、次は自民党から出馬してくれ。
僅か200ページ余りの新書の中には、様々な情報が詰まっている。「グローバル経済」を「ワンワールド主義」と著者はいう。一つの経済傾向をもって世界経済を一元化し、一握りの多国籍企業が利益を独占する。この新自由主義経済は、日本同様、アメリカでも良質な中産階級を消滅させた。1%の成功者と99%の低収入・失業者・失業予備軍を抱える社会は、購買力がない。日本で「ユニクロ」がデフレスパイラルの象徴とされたように、利益を発展途上国の支社のものとしてしまう多国籍企業は、母国に法人税を払わない。国内経済を破壊しているから、購買力を引き出すこともできない。自分で自分の首をしめ、「デリバティブ」のような知的サーカスめいた経済手法に頼った結果、日本の証券会社をのっとったメリル・リンチもつぶれた。これを「バカで野蛮」と言わなかったら、なんと言うのか。
著者に教えられることは多い。日本で羨望の眼で見られる「政府」と「企業」と「大学・シンクタンク」を回転ドア式に人材がいききする手法は、当然、業界と政府の癒着をもたらし、必ずしも開かれた社会を作っているわけではない。また、ユダヤ系の人材が「イスラエル・ロビー」とは一線を画しており、それぞれ個人的にはライバル関係にあって激しい消耗戦をしていることは、安直な「陰謀説」を否定するものである。
読者は、民主党左派の期待を担って登場したオバマ政権の多国籍企業へのすりより(まさしく「チェンジ」)、大統領選をめぐる争い、そして、「フェースブック」がバーチャル空間の支配欲を持って登場し、その陰にアメリカの野望がちらついていることなど、アメリカを観察をする上で新しい知見を得ることができるだろう。一気に読ませる迫力を持った好著である。