この商品は2013年発売、その2年前に元となるガレージキットがイベントで販売されています。価格はどちらも1万円前後。両者を比べると塗装済み完成品のほうが高いのが普通ですし、ガレージキット完成のたいへんさを思えば、この商品がこれだけの精度でこの価格というのは頭が下がるばかりです。しかも、発売6年が過ぎて半額が相場になってきています。私は運よくそのさらに半額近い安さで新品を入手できました。
肌の色、目線、関節角度などに不満の声がきかれます。私もガレージキットをやっているので、自分が作るのならこうするのに、というのはあります。ただしそれは至近距離で粗探しをするぐらいのレベルでの話です。眺めている範囲では十分に満足できる凛々しい少女です。この躍動感ある造形に心底入れ込んだというのなら、ガレージキットを入手して(2019年時点でも割高ながらオークションで入手できます)、自分でとことん納得するまで作りこむか、製作代行業者に依頼するべきなのです。