![武装神姫 5 [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/91nAB1PbZOL.__AC_SX300_SY300_QL70_ML2_.jpg)
歌手としての中島愛さんが好きな人には歓喜する二話です。
今回は東京アンダーグラウンド全巻を30分で纏めたような9話と
いきなりクリスマスイブに飛んだ10話です。
正直「9話と10話はアンとレーネを交換した方が良かったのでは?」
と思いましたが、でも9話はアルトレーネ型の戦乙女という部分が
初めて活きた話だし、普段理人家はヒナとアンの戦闘ばかり目立って
戦乙女姉妹が活躍した話って無かったし、何より冒頭の伏線は
アンの天使という部分よりもレーネの戦乙女の方が合っていたのかな?
ただ、30分で纏めなければならないゆえに、クラウディのエピソードを
描けなかったのが残念かも。まあ、それゆえにエウクランテ型を
悪役にして「そんなにカタい話じゃないですよ」的なアピールをしたのか。
あと、武装神姫にあまり馴染みがない方には今回、
「同じタイプの神姫はみんな同じ声」という縛りは混乱してしまうかも。
どうせなら助けに来たのがヒナではなく、クララ・アーク・イーダ
だったら6話みたいになって面白かったかもしれませんが、
尺の事やレーネが霞んでしまうことを考えるとここは正解だったのかなと。
あと、よく戦闘経験のない理人家の神姫がどうして強いのかツッコまれ
ますが、バトマスでは神姫の強さはレベルではなく、愛情度で
表現してましたし、アン達が強いのはそれだけ理人に対する愛情も
強いからと言うことでしょう、6話でアンがそれに近いこと言ってましたし。
それと、今回は何気に声優が豪華(いつも豪華)な上に
ゲスト神姫もオールベルンとジールベルンと、フミカネ祭りな回でした。
10話は神姫達がバイトをする話。今までの傾向からして
クリスマスイブ…といえば、勘のいい人はすぐに「レーネのキャラソン流れるな…」
と思ったはず。しかし、メインはアン…。
一体どういうことかというと…明らかにレーネの黒い部分が
垣間見えた回でした。
しかし、残念なことがもう3つ。1つはどうして最後、
みんな頑張ったのに理人はアンにしかお礼を言わなかったのか。
(これはアン役の阿澄さんもツッコんでた)
そしてもうひとつはテレビ放映時のオーディオコメンタリーが
未収録だということ。(今回のはDVD・BD新録版のみ)
そして最後はせっかくアイネスソロのオープニングなのに
アイネスが主役じゃないということ。
でも話自体は良かったし、久々に戦った9話と合わせても
今回は安定の二話でした。
