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millstones様の楽曲の中でも特に名曲中の名曲と思われる選曲だったため、ろくに説明も見ず迷うこと無く購入しましたがその選択は間違っていませんでし
た。
今回リミックスに携わった方々はいずれも個性の強い音楽を作る方々なのでどのような曲に仕上がったかは、聞かなければまったく分かりませんので少しばかり魅力を紹介していきたいと思います。
まず、1の「カガリビト (Yamajet Midwinter Remix) 」は、原曲よりも華やかさを増したスイングワルツのような曲調になっております。原曲は少し重めの雰囲気が漂うインストでしたので、より軽く聞きやすくなっております。
2の「キップル・インダストリー (Wonderlandica Winter Ascension Dub Remix)」は、原曲よりも落ち着いた曲テンポとなっていて、やわらかいゆったりとしたダブステップがより不思議な世界観を見せてくれます。
3の「五月少女 (QururuMurakami Hypochondria Remix)」は、原曲のアップテンポなハウスとは違い深みのある低音とバスドラムが特徴的な構成となっていて、感覚としては2のリミックスと似ております。五月少女という名に相応しいリミックスとなっています。
4の「計画都市 (sasakure.UK A.D.2112 TOKYO Remix)」は、sasakure.UK様らしいピコピコとしたゲームのような音が目立つ面白いリミックスとなっております。millstones様の代表曲ですのでぜひともお勧めしたい曲です。
5の「バイバイ、ブラックワールド (kiichi Other World Remix)」は、原曲の曲調はそのままに、より爽やかなピアノとバスドラムの音が加わった聞いててハッピーになれるリミックスです。
6の「未来紀元歴元年 (zanio iikanjino Remix)」は、原曲の速いドラムンベースはそのままに、ピコピコ音やピアノの弾むような音が原曲をより明るくしてくれています。こちらもお勧めです。
7の「黄昏ホリック (Calla Soiled Sci-Fi Taste Remix)」は、原曲より少し低音のシンセと強いバスドラムが目立つ重みのありながらもアップテンポな構成となっており、特に曲の折り返しにある間奏のダブステップが非常に聴き応えがあります。
最後の8の「可能世界のロンド (Remo-con Napoleon Remix)」は、今回のリミックスでは最もお勧めする曲でドラムンベースのテンポがより速くなっており、かつ折り返しにある非常に重いダブステップはこの曲をより壮大な世界観に昇華させています。
millstones様の魅力をより変わった視点から引き立たせているこのCDは買って損はありません。
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