待ちに待った、アトランジャートイです。
数年前に、某メーカーからアクションフィギュアが出ていましたが…
・可動が特徴的(くるくるジョイントというあまりにも個性的な可動で、ポーズが付けにくい)
・大き過ぎる(25cm)
・造形が好みではない(特に腰のクビレと全体のムチムチ感が)
と、個人的には食指が全く動かなかったので、今回の立体品は本当に期待していました。
●良
・造形が格好イイ
このアレンジは、非常に好みです。
今風のアレンジが加えられて、壮絶に格好良くなっています。
【オリジナルの装飾が施された別人】な位に全体に手が加えられていますが(苦笑)、格好いいので許せてしまいます。
・可動範囲が良い
ダイナマイトアクション(以下、【DA】と略称)基準の可動(マグネジョイント)で、良く動きます。
某超大手の可動に特化した合金シリーズと比べると分が悪いですが、太腿の引き出し関節や肘の二重関節等、十分満足出来る
可動を持っています。
・仕上げ丁寧
殆どの部品が塗装されています。
塗り分けは細かく丁寧で美しい。
・合体遊びが楽しい
正直、今までのDAで合体遊びをして楽しいと思える商品は(個人的には)ありませんでした。
これは、本来合体と無縁だった商品郡が多く(例えば太陽鉄人、マッハバロン(ただ、オプション次第ではアオシマ合体版と取れない事も)
、ガイキング)、合体遊びする気が起きなかった
のですが、少なくてもこれだけは違います。
付属のミニマシンは、マニア心が分かった心憎い演出です。
当時、集めたくてもなかなか売っておらず、とうとう集められなかった苦い経験が蘇るのはアレですが(笑)、スタッフは本当に
アトランジャーを愛しているんだなと思いました。
・タイガーシャーク!
まだ予定でしかなく、価格も販売時期も不明。
ポシャる可能性もゼロではない…いやむしろ没の可能性が高いのですが、信じて待っています。
私にとって、タイガーシャークに収納されたアトランジャーは、70年代ロボ好きのある種究極の到達点だと思っています。
ぬか喜びで終わらない事を祈っています。
ところで…ガンダムGP-03 デンドロビウムって、タイガーシャークをパクってますよね?
●悪
・価格
付属品のサービス具合と、ニッチ路線故のマイナー税だと思えば十分安いです。
がしかし、それは私が盲目に近い信者なので、冷静に考えるとやはり高いですね。
高いけど安い。安いけど高い。皆さんはいかがですか?
・ポーズ保持力
下半身重量が軽く、膝のマグネジョイントの保持力が弱い事もあってポーズの持続が難しいです。
ただこれは、本品に限らずDA全般に言える事です。
今回はこれに加え、クツ底のラバーが無くなっています。
実は、仁王立ちが苦手な商品です。
・扱いに神経を遣う部分がある
塗装箇所が多い=ハゲが気になります。
また、接続部分に細いパーツが多々あり、耐久性が心配されます。
特にスクランダー風翼の接続付け根の小ピンが、数回の分離合体で折れそうです。
・限定版?
後で追加発表された限定版を購入したのですが…
プラモパッケージに収まったDVDとメンコで、¥3,210コストアップ。
内容と価格自体に文句を言うつもりはありません。
むしろ価格相応と思うかもしれませんが…実は専用外箱が無いのです。
どういう意味かと言いますと、限定版を頼むと、通常のアトランジャーパッケージ+昔のプラモ風パッケージ
がオマケとして別箱に付いてくる【だけ】なのです。
これある意味斬新だと思いましたが…これを限定版と謳っていいのでしょうか?
初回特典の様な感じでした。
アトランジャーエースも、アトランジャーと同じ箱使ってますし、パッケージに関しては相変わらずケチ臭い
印象でした。
●所感
もう金輪際、これだけ考え尽くされたアトランジャーの立体商品って望めないのでしょうね。
しかも今後、タイガーシャークが控えています。
更にドマイナーなアトランジャーエースも同時発売してくれましたし(同時購入しました)、ホントサービス精神
旺盛なメーカーです。
これからも応援していますので、頑張って欲しいです。
最後に…ダイアポロンとダイバロンをお願いします。