アトラスと対になるフィギュアと言う事で、一緒にこちらを注文したのですが
股関節に気泡由来と思われる破損がありポッキリ逝っていました。
幸い在庫があり迅速に交換してもらえましたのでこれはマイナス評価には加えていませんが、
こういうのを良品として市場に流すのはいかがなものか。良くも悪くもアメリカらしさと言ったところでしょう。
数日遅れでアトラスと合流出来たので並ばせて記念撮影してみましたが、
やはり塗りの雑さも同程度。お似合いの二人組みです。
ただこちらは肩関節と股関節も廻るので、アトラスよりは可動範囲は広いようです。
フィギュアとしてもアメリカンサイズ、他の日本製のリボやfigmaと並べるとかなり大きく、
ポータルガンを持たせると両手持ちのハンドキャノンを持たせているような感じになり、使い回しは難しいと思います。
元々そう言うキャラなので仕方ないのですが、手足が細い上に足裏が小さく重心も高い位置にあるので、非常に不安定です。
自立は不可能ではありませんが、震度2か3程度の地震が来ればすぐコテンと行きます。アクションスタンドを買うといいかも。
フィギュアそのものの出来としては値段の割りに雑だなぁ(あるいはチャチい割に高いなぁ)と言った印象ですが
唯一の利点は発光ギミック。モノアイとポータルガンが電池式(LR41)で光ります。
大きさと相俟って存在感は抜群、しかも塗装の雑さも気になりません。幻想的、あるいは未来的な光景が広がります。
部屋を暗くして完成度の低さには目を瞑りつつ、発光ギミックでAperture Lab.の冒険を再現するのが正しい楽しみ方でしょう。