どの曲にもbuzzGさんらしさを感じる素晴らしいアルバムでした!
氏の作品である「しわ」や「Notebook」などにも見られる、一定のストーリーをベースにした曲が集まっています。曲を聴いていると、キャラクターたちがどのように動き、どのように感じているのかが見えてくる、そんな新鮮さを感じました。激しいロックあり、緩やかなバラードありの、一つで何度もおいしいアルバムであると思います。
個人的には「ランジェリーシーフ」「オリオンの夢」「十六夜草子」の三作をお勧めしたいです。「ランジェリーシーフ」はハードかつエロティックなロック、「オリオンの夢」は合唱を彷彿とさせるハートフルな一曲、「十六夜草子」は静けさと激しさを併せ持った切ないナンバーとなっています。
買おうか迷っている方は、まず投稿されている「ワールド・ランプシェード」や「A.I.210」を聞き、PVを見てみてください。また、クロスフェードを見ると全体像もつかめると思います。
ぜひ手に取ってもらいたい、ハズレなしの名作集であると自信を持って推薦します!