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めったにつけない☆５つです。
「大人になったねぇ」が最初に感じた印象。
ザキ兄君のボーカルは声も大人になったけど、
表現力も増してうまくなりました。（良く頑張りました）
今回は全体的にロックしているサウンド。
プロデューサーの影響？それとももう音で遊ぶのはやめて、
本気で音楽を作り出そうとしているのかな？（きっと後者）
さこう君の「歌うベース」もカズキ君の「茶目っ気」あるドラムもちょっと控えめな気がしますが、
これは個人的にもっと「やっちゃえ！」って気持ちがあるからかも。
人数が減ったぶん？多様性は少なくなったように思いますが、
曲も歌詞も冒険的な10曲目とか、５、７、13曲目など名曲の予感がする曲ばかり。
個人ではなく「曲」としての世界観を表現する力がついたと思います。
ツイッターでザキ兄君が「早く聴かせたくてのたうちまわっている」
と言っていたくらいの自信作を聞いた私は、
細胞がワクワクして、切なくて、うれしくてのたうちまわっています。
歌詞には大人っぽい「レンアイ」も出てきたけど、
繊細で「メンドクサイ」少年もあい変わらす健在。
歌詞カードも一枚の紙に斜めに読みにくく書かれていて、
それでも読まずにはいられない。
相変わらずの「飛びたくて、でも踏ん切りがつかない」揺れる少年→青年の世界だけど、
今回はそれを少し先の未来から俯瞰する視点が加わっています。
ぜひアルバムで聴いてください。
付属のDVDにはアニメ主題歌の「サークルゲーム」のみ。
アルバムの中には物語性のある曲が今回ありませんでしたが、
それを補うように、このPVは「花の狼」を連想させます。
やっと、突き抜けた感じの絶対オススメの「超イイ！」作品です。
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