私は、このMLB14 the show を買った後で、2kシリーズのMLB2k13を買って、今でも両方のゲームを楽しんでます。どちらのソフトにも、他方にはない素晴らしい長所があります。
私は両方とも一通りのモードをプレイしてますので、両者の比較レビューを書いてみたいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
グラフィック:
スタジアムや選手の細かな描写では、Showの方がかなり上です。また、選手や監督などの試合中の何気ない動作、仕草も実に自然でパターンが多く、芸が細かい印象。テレビ中継を見ているような感じです。
サウンド:
実況・解説などは2Kの方がよくしゃべってくれます。また2Kシリーズの特徴ですが、有名アーティストの楽曲を多数収録しており、豪華。さらに自分でHDに取り込んだ楽曲をスタジアム別、シチュエーション別に自在に設定しかけることが可能です。
バッティング:
アナログスティック操作での比較ですが、これはほぼ同じです。基本的にどちらも一旦、下に倒した後で、上に倒して打つ操作。ただ、2kの方は単に上に倒すだけのコンタクト・ヒッティングで、単打狙いの「当てる打撃」になる仕様で、便利です。
ピッチング:
これもスティック操作比較ですが、これは2K13の圧勝です。Showは球種をボタンで選択したあと、打撃と同じくスティックを下に倒してからすぐに上に倒す、という投球ですが、2kでは伝統のコマンド式の投球方法であり、実際に投げている感があり、とても爽快です。私の場合、基本、Showを毎日やってますが、その途中で無性に2Kのピッチングが恋しくなり、途中でゲームを2kに切り替えるほど、いったんハマると病み付きになります。
守備・走塁:
これは操作方法はほぼ同じ。ただし、Showの方が動作速度が幾分リアルなので、大リーグ中継みたいなスーパープレーにはなかなかなりません。捕球のための最初の一歩の踏み出し、捕球後の送球など、すべてワンテンポ遅くなります。慣れてくれば早めに動き始める癖が付き、現実さながらの、捕球時のショックまでも伝わるような感覚を味わえます。ただ、それまでは厳しいです。また内野ゴロの処理など、もたつくと際どいプレーも多くなるわけですが、そういう意味でもリアルです。2kの場合は、よりゲーム的といいますか、慣れて無くても最初からキビキビ捕球し、送球をスパッと決められますので、爽快であるといえるかと思います。なお、両方とも、守備はデフォルトではスティックやボタンを押した長さによって送球の速さやコントロールが決まる、という所まで一緒です。
ゲームモード:
通常のシーズンを戦うモード以外に、フランチャイズ(試合も球団経営もやるモード)、選手育成(自分で作成した選手をマイナーから育てあげ一流選手にするモード)など、両方とも、ほぼ同じものが搭載されてます。ただ、Showの育成モードであるRoad To The Show はドラフト前のセレクションから始まり、どこの球団に指名されるかのドキドキ感がたまりませんね。2k13は自分の決めた球団の傘下3Aから始まるだけなので、showの方がいっそうリアルです。
データ:
これは、当然ですが、2kはライセンスの関係で13までしか出てないので、13が最新版です。the showはこの14が最新で、もうすぐ15が出ますので、データはthe showの方がもちろん新しいです。
以上です。 人によって、リアルさを重視するのか、ゲームの爽快感を重視するのか、によっても変わりますし、一概にどちらが良いとはいえませんが、どちらも非常に良く出来たゲームです。
幸い今では割と安いので、迷ったら私のように両方買ってしまっても良いのではないでしょうか。
私は今でも、両方のゲームを飽きずにどちらも同じくらい楽しんでいます。