東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた三陸鉄道。
全線にわたり、数百か所で路盤・橋梁流失や軌道陥没、車両浸水などの深刻な被害を受けながら、
地震発生の5日後には早くも一部区間で運転を再開しました。
以降も着実に復旧区間を延伸し、三陸地方の復興に向けて住民の足として、
また心の支えとして、今日も走り続けています。
本作品では、大震災から立ち上がる三陸鉄道の模様を徹底取材。
地震発生1か月前の映像から、各線の被災状況と復旧工事の模様、
新型車両の陸送を経て2013年4月の南リアス線一部区間復旧に至るまでを収録しました。
運転再開に向けて奮闘する人々と、復旧を祝う地元の思いが詰まっています。