加賀に引き続きゲーム内ポーズではない形で登場です。
赤城はしばふ艦娘のなかでも描きおろしが多いキャラクターなのですが、フィギュアのポーズそのままのものは記憶に無いです。元のイラストはあるのでしょうか。
スタイルの良さは加賀に並びます。長い脚や豊かなヒップやバストが服の上からも窺い知れるほど。
頬や腕などの柔らかさも表現されていています。また、サイハイソックスが加賀とは違い白という点を活かし肌が透けて見える様に塗装されています。
相変わらず肌色は黄色味かかったものですので人によって大きく評価が変わるかと思います。
矢を手に持つ加賀と対になる形で和弓を手にしています。そのため台座を含めた全高は34cmほどキャラ本体より頭2つ分程度大きいです。
視線は赤城から見て左側に向いていますが、干渉するものが弓の弦ぐらいですので矢の羽が邪魔した加賀より角度制限は緩めです。ファニーナイツ加賀を持っていれば左に赤城、右に加賀を配置することで目配せをしあっているように配置可能。一航戦ファンは是非揃えて配置したいところです。
身体は分離させることができないためスカート部分を外すことはできませんが、下着は加賀と同じく褌です。しかも色が灰色と白色だった加賀と差別化がされています。思い切り覗き込まないと見えない褌にどれだけ力を入れているんだ……。
褌ですので鼠径部は丸見え、臀部は食い込んで丸見えというところも共通。
パーツ構成は、赤城本体・弓(二分割)・飛行甲板・矢筒・矢4本・煙突・台座となっています。矢は2種類。
前述にもありますが、身体は一切分離できず、かつ赤城はロングヘアのため矢筒を取り付けるのは困難です。この点は他のレビュアーも指摘しているとおりですね。
取説には「髪の毛を軽く持ち上げ、隙間に差し込んでください」とありますが、矢筒は繊細なパーツですので破損のおそれが十分にあります。
そのため、組み立てる際は必ずホゾ側(赤城の背中)をドライヤーで熱すべきです。ホゾを温めて柔らかくせずに力で入れようとするとまず破損するとおもいます。熱湯にまるごと突っ込む手段もありますが、入り込んだ水を飛ばすのが大変なのでドライヤーが望ましいかと。
また。赤城は元の航空母艦赤城の艦橋の位置を再現しているために右肩に飛行甲板が付いているというのはファンなら知っていると思いますが、その影響で組立て順番を考慮する必要があります。
矢筒を取り付けたら次は腰に煙突を取り付けたほうがよいでしょう。その次に弓の取り付けを行い最後に飛行甲板を取り付けると楽です。
和装がモデルの衣装なのでパーツ分割が難しいのはわかるのですが、加賀以上に組み立てに気を使う必要があるのは改善して欲しいところ。頭を取れるようにしてくれればかなり楽なのですが・・・・・・。
飾る際は弓の高さがあるのでスペースは広めに確保。前述のとおり34cmほどの高さがあるので、最低でも40cm以上はスペースがほしいです。
以上のように加賀以上に注意すべき点があり、ドライヤーが無い環境での組み立ては中止したほうが良いと思います。
組み立ててしまえばしばふイラストの柔からさを表現した大変かわいらしくも色気のあるフィギュアですので赤城さんファンには是非手に入れてほしい商品です。