自分はニコニコ動画で初めてきくおさんの楽曲《幸福な死を》に触れ、音楽を聞いていて初めて感じた、別次元の不思議な世界に1発で引き込まれてしまい、それからはきくおミクは0以外は、ほぼすべて集めています。(きくおミク0も手に入るのなら絶対にほしいです。)
アートワーク・しーく氏のジャケットも少し不気味さはありますが(いつも通り?)、それよりも優しさを強く感じています。
音楽と芸術が見事に一体となっている様に思いました。
Asian melancholicでも、サウンドは変わらず不思議な輝きを見せています。
トラック1は水の音に安らぎを感じ、バックの包まれるようなサウンドに何とも言えない温かさがあります。フィルターにかかったような不明瞭な女性の声は子守唄のような懐かしさと、胎内にいる様なぬくもりを感じました。
(自分のボキャブラリーと音楽知識ではこの魅力が伝えきれてない感はありますが…)
自分はトラック5もお気に入りです。
深海を思わせる落ち着いた暗めでシックなジャズサウンドは、寝る前のお酒を飲むときにもぴったりです。
全体を通して非常に磨き抜かれていて、聞き応えもあり、1,000円という安価であってもそれ以上の価値はあるように思います。
仕事や学校などで疲れていることもありますが、自分はこのCDを聞くことで、すべてをリセットしてもらっています。
音楽としても、とても素晴らしいものであると思います。