旧モデルのJVC「HA-MX10-B」では、側圧のクッション性をアップするために、
ATH-PRO5MK3（ホワイト）のイヤーパッドに換装して使用しておりました。
今回のJVC「HA-MX100-Z」は出荷時のままでの状態で感想を述べます。
・従来に比べ、標準のイヤーパッドの厚みが増した。長時間使用可。
・ヘッドバンドの部分も作りが向上していて、拘りが感じられる。
・立体的な高解像感も得られるため、私の場合、過去のミックスダウンした
オリジナルソースの粗が改めて把握でき、さらにマスタリングに向け、
追求意欲が増しました
プロユースのスタジオモニターだけあって、高音域にしても、中音域、低音域
いずれも、大まかフラットです。MX-10は、下中音域～低音域がイマイチ痩せて
いたけれども、中音域～低音域にかけて温もり感があり、高音部で「サ」行で
刺さることもみられません。
音域をイジる際に例えば高音域ならちゃんと、レスポンスよく操作している
側の感覚に応えてくれ、また、EQ的な操作にしても、ふところが深いので、
追求次第で、ハイレベルなマスターの作製も可能だと思われます。
圧倒的な解像度、躍動感から得られる、感覚を聴き取れますので、
モニター用途以外にも十分、原音忠実性においても「良」であり、
MX-10の良い部分を踏襲しておりながらも,一味も二味も良い意味で違います。
DAWをされていらっしゃる方なんかは、生楽器やボーカル･コーラスも聞分ける
でしょうから、これからは必須のアイテムになって行くと良い感じです。＾＾
ヘッドホンそのものとして、聴き比べた場合、奥底が深く、解像度も圧巻。
それでいて、低音～中音域の量に薄っぺらさが一切感じられません。
| 商品モデル番号 | HA-MX100-Z |
|---|---|
| メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
| カラー | ブラック |
| コネクタ | 3.5mmジャック |
