同社の軽兵装愛宕と並べるために購入。大分粘ったのでほぼ定価の4割引で入手できた。
今はまた上がっているようだが…。
先に出た愛宕と原型師、ブランドが同じであり、よって品質も同じなので
よければ私の愛宕(軽兵装)レビューを見て頂きたい。そこに書いてある内容は概ね高雄にも当てはまる。
出来についてはその通りなので、「重兵装版」との違いが気になっている人、どちらを買うか迷っている人に役立ちそうな部分のみを紹介する。
・箱・外装サイズ等
軽兵装愛宕(以下愛宕)とほぼ同じである。重兵装はやたらにデカかったようだがそんなことは無い。
・付属品・台座
台座のみ付属。デザインは重兵装とは違い愛宕とほぼ同じになっている。つまり愛宕と密着させて並べることはできない。重兵装ではこの台座に欠陥があったことで大いに評価を落としたが、本品はそもそも合体できないので修正もされていない。デザインは同じハニカム風なので噛み合わせることはできる(笑)
・ギミック
スカートをキャストオフできる。愛宕にはなかったので嬉しい進歩と言えるだろう。色移りの懸念はあるので、私はスカート側にクリアー塗装をした。売却できなくなるが見た目に影響はないし合わせも変わらないので許容できる人にはオススメである。また、重兵装の艤装を取りつける穴は塞がっているので、艤装だけを持ってきても本品には付けられないと思われる。
・塗装
愛宕より個体差が大きいようで、私の個体はスカートのスリット部分のブラックがほとんど塗られていなかった。この部分はけっこうバラついてるようなので見本と同じとは思わないほうがいいだろう。
・結論
台座の一件(知らない人は検索)は企業姿勢を疑ったが、フィギュアそのもの、の出来は愛宕と全く変わらない。特に横顔やアオリの構図でも造形が崩れないのは素晴らしい、「君写真と顔違わない?」とか「角度詐欺」といった言葉とは本品は無縁である。
重兵装を持っている人が買う意義は薄いが、どちらを買うか迷っている人は是非参考にしてほしい。