氷菓 限定版 第4巻 [Blu-ray]
フォーマット | 色, 限定版, Blu-ray |
コントリビュータ | 阪口大助, 小山茉美, 佐藤聡美, 武本康弘, 早見沙織, 悠木碧, ゆかな, 中村悠一, 置鮎龍太郎, 茅野愛衣, 雪野五月 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 10 分 |
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メーカーによる説明
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
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5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.7
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価格 | ¥6,264¥6,264 | — | — | — | ¥2,850¥2,850 | ¥4,500¥4,500 |
仕様 | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray |
巻数 | 第1巻 | 第2巻 | 第3巻 | 第4巻 | 第5巻 | 第6巻 |
商品の説明
青春は優しいだけじゃない。痛い、だけでもない。
わたし、気になります!
角川文庫から人気ミステリ作家「米澤穂信」のデビュー作、ついに京都アニメーションでアニメ化!
◆ストーリー
省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊原摩耶花と福部里志。
彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。
◆キャスト
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部里志:阪口大助
伊原摩耶花:茅野愛衣
折木供恵:雪野五月
遠垣内将司:置鮎龍太郎
入須冬実:ゆかな
糸魚川養子:小山茉美
十文字かほ:早見沙織
江波倉子:悠木碧
谷惟之:川原慶久
河内亜也子:浅野真澄
善名梨絵:豊崎愛生
善名嘉代:小倉唯
ほか。
◆スタッフ
原作・構成協力:米澤穂信(角川文庫刊「古典部シリーズから」・少年エース連載)
シリーズ構成:賀東招二
キャラクターデザイン:西屋太志
色彩設計:石田奈央美
美術監督:奥出修平
撮影監督:中上竜太
設定:唐田洋
編集:重村建吾(楽音舎)
音響監督:鶴岡陽太(楽音舎)
音楽:田中公平
監督:武本康弘
音楽:ランティス
制作:京都アニメーション
製作:神山高校古典部OB会
◆特典
・キャラクターデザイン西屋太志描き下ろしデジパック仕様
・本編DISC+特製CD(サントラ+オリジナルドラマ+ラジオダイジェスト)
・三方背クリアケース
・描き下ろし3巻収容BOX(Blu-ray専用絵柄使用)
・封入特典その1:16ページカラーブックレット
・封入特典その2:特製ポストカード2枚(内1点描き下ろしイラスト使用)
・毎巻映像特典:ロケハン映像/BGMレコーディング風景/OP&EDレコーディング風景
・毎巻音声特典:スタッフオーディオコメンタリー(出演:監督 武本康弘、シリーズ構成 賀東招二(予定))
*4巻のみに収録予定(DVD版共通)
・2012年4月14日(土)に角川シネマ新宿にて行われた、イベント先行上映会でのトークショーの様子を収録
出演者:佐藤聡美(千反田える役)、武本康弘(監督)、賀東招二(シリーズ構成・脚本)、田中公平(音楽)
シークレットゲスト:中村悠一(折木奉太郎役)、茅野愛衣(伊原摩耶花役)
司会:近野明日香(番組レギュラー)
*特典内容・仕様などは変更する可能性もございます。あらかじめご了承下さい。
(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 340.19 g
- EAN : 4582194849789
- 監督 : 武本康弘
- メディア形式 : 色, 限定版, Blu-ray
- 時間 : 1 時間 10 分
- 発売日 : 2012/9/28
- 出演 : 中村悠一, 佐藤聡美, 阪口大助, 茅野愛衣, 雪野五月
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B007RC1KUS
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,800位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
私は作り手側の「できるだけ良い環境で視聴して欲しい」という意思表示だと(勝手に)解釈しています。
どうしても画質の落ちるネット配信の映像を小型PCやスマホで見るのではなく、テレビ(or大画面モニター)の前で腰をおちつけてじっくりと鑑賞する。
そしてそれは、「作画だけが売り」という話とはちょっと違います。
当たり前ですが、一口に「アニメ」といっても様々なタイプの作品があり、作り手は様々な「受け取られ方」を想定して作品を作っているでしょう。
学校や仕事で疲れて帰ってきた夜、気軽に笑って楽しめるような作品を目指すのか?
「よし、今日はこれを見よう!」と決意してじっくりと鑑賞して、終わったあとしばし余韻に浸るような作品か?
どちらがより良い、だとか高級だ、ということではありません。たんに「狙いが違う」ということです。
そして狙いが違えば、その作品に適した視聴環境も変化するのです。
たとえば『gdgd 妖精s』はTV放映もありましたが、基本的にはニコニコ動画での配信を前提に、
PCやスマホでコメントをつけながら見るのが一番楽しいアニメとして最初から設計されていました。妖精3人が「生主」になるエピソードまでありましたね。
(「合成乙」というコメントが流れるメタ的な構造も含めて、あれは傑作でした・・・)
大画面テレビでコメントなし、高画質で見てもローポリ感が目立つだけであまりメリットがなく、逆に「BDで出す意味がない」というのを自虐ネタにしていました。
(でも大好きだったのでBD買っちゃいましたけど。例の詐欺ジャケットもかわいかったし、後悔はしてませんw)
これはネット配信の一般化に対応した成功例といえるでしょう。
いっぽう『氷菓』は地デジ/ブルーレイの普及に対応し、この環境下での視聴を前提に作られた作品だったと思うのです。
『氷菓』で展開される物語は、アニメとしてはかなり地味な部類に入ります。
日常のささいな謎をフックにして描かれるのは、ヒロイン・千反田えるに接することで揺さぶりをかけられる主人公・折木奉太郎の価値観だったり、
古典部メンバーの人間関係の微妙な距離の変化だったり、どうにもならない感情のすれ違いだったりします。
米澤穂信による原作小説(古典部シリーズ)では、それらのちょっとした感情の揺らぎを綿密な文体で表現しています。
扱っているのが「日常のなかのちょっとした(でも大事な)こと」だからこそ、それらを説得力をもって、魅力的に表現するためには綿密な文体が必要になる。
そしてこの意味において、文体に相当する役割を果たしているのが、アニメ版での映像です。
よくいわれるように、『氷菓』の映像はテレビアニメとしては群をぬいて綿密なものです。
キャラクターの動きや表情の細やかさ、背景の精密さ、
場面ごとの空気感の表現(たとえば雨のシーンならば、湿った空気が画面の中にちゃんと”ある”と思わせてしまうほどの)
その映像の綿密さが、日々の人間関係の中での「ちょっとした(でも大事な)」物語を魅力的に見せるための支えになっています。
この作品で画質を落とすことは、小説においての文体の弱体化に相当する、と言ってしまいたくなるほどに、物語と映像が結びついていたと思うのです。
同時に、リアル寄りの綿密な映像がベースになっているからこそ、ときおりなされるアニメ的な跳躍、
たとえば例の「気になります!」で豹変するえるの表情や、奉太郎の推理シーン、実写ではありえないような光の処理等々がパンチとして効いて、
結果として実写では表現できない、アニメならではの魅力的な世界を創り出すことに成功していました。
番外編の11.5話だけはUST配信がされましたが(画質悪かったですね)あれはあくまで『氷菓』ファンに向けての
「良い画質で見たければコミックス買ってね」というプロモでした。
こんなこと書いて、今後ニコ生一挙とかが決まったらちょっとアレですがw 個人的にはコメントをつけながら見るのには向かないアニメだと思います。
配信売りは、かなりの高画質・高音質が実現すればありかもしれませんが。
と、このように作品自体は大好きなんですが、売り方に関しては不満が・・・
BD全11巻は金銭的にも収納スペース的にも厳しいですね。22話なんだし、8巻ぐらいにまとめて欲しかったです。
業界の細かい事情はよく分からないですが、例えば全26話の『未来日記』なんかは9巻におさまっていたので・・・
作品内容についてのレビューではないのでどの巻に投稿しようか迷ったのですが、せっかくなので現時点での最新巻にしてみました。長文失礼いたしました。
監督や声優の皆さん出てて楽しく拝見しました。
毎回監督と賀東さんのコメンタリーも楽しみにしてるので沢山特典はあるのは嬉しい限りです。
アニメ的な味付け、寄り道でも改変でもなく、ちょっとした付加演出がそれだけにシリーズ中一番目立っていると思う。それがことごとく(個人的に)良い方向へ行っている(出かけのテントウムシ、ホータローのもにょもにょな隠し方、共同浴場での妄想、解決を語られる場面で木漏れ日に揺曳するえるの美しさ)。幕切れもえるの気持ちを救う形になっている。もしかしたら小説でこの終わり方をしたら、自分は鼻白んだかもしれないが。ただ、それがなくても、自分の想像力では得難かった存在感が映像として十分姉妹に与えられていたので、このアニメの奥の深さをたたえたい。
後半8話はシリーズの白眉と言える「愚者のエンドロール」の発端部分「試写会に行こう!」。第六巻まで引っ張る話なので、ここでレビューしても仕方ない、かな。アニメ的なにぎやかさ、楽しさでは「クドリャフカの順番」が勝るが、原作の緻密さではこれが最良だと思うので、もちろん必見。