1978年刊行季刊映画宝庫「SF少年の夢」に「THX1138」「SILENT RUNNNING」「PHASEⅣ」「ドン・シーゲル版ボディスナッチャー」と共に未公開SF映画として紹介されていた「未開の惑星」。85年に日本でも劇場公開されたようですが、未見でした。ワニみたいな動物を体に括り付けて決斗するところ、卵から産まれたばかりの生物をこれまたヘンテコな動物がペロリ、ジャケット写真の巨人が歩いているところの3つのシーンがモノクロ写真で掲載されていて強烈な印象を残していたというか、ずっと頭の中に刷り込まれていた。映画宝庫から引用すると、フランスのSF作家ステファン・ウルの小説を原作に、マンガ家・作家であるローラン・トポールの絵でアニメ化したフランス、チェコの合作長編映画、監督はルネ・ラルー、脚本はトポールとラルーとある。今だとネットで検索すればそんな情報はいくらでも出てくるとは思うが。この評者(伊藤典夫氏)は、75年にNYで観てトポールの動く絵に感激している。なんでもロジャー・コーマンの配給だったとか。確かに「ファンタスティックプラネット」という英語題名のとおり、なんともいえないファンタスティック感が満載の絵であり、映像である。キャラクターの造形が普通では思いつかないようなヘンテコな、ユニークな魅惑的なもので一度観たら忘れられないものになるでしょう。不思議な動物や植物、その世界感に魅了される。トポールのことをマンガ家と書かれていたが、特典映像などを見ると画家といったほうがいいのか、不思議にカルカチュアされた、ときに残酷味もあるポスターやグラフィックデザインなどを本業とする人で、70年代あたりを知る人ならその画をどこかで見たことがあるかもしれない。小説や作詞などでも才能を発揮しているそうで、ポランスキーの映画「テナント」の原作者であるということも知った。アートっぽいアニメ好きなら観て損はない。摩訶不思議な世界をのぞいてみたい人にもお薦め!?国内版のブルーレイも出ていたので迷ったが、クライテリオンならではの画質の良さと特典の多さに期待して、価格も1000円ほど安かったので、こちらを購入。フランス語(英語字幕)、英語の音声が選択できる。特典は、トポールとラルーによる短編2編(「Les Temps Morls」「かたつむり」)、ラルーのインタビュードキュメント、トポールのフランスのテレビで放送されたインタビュー中心のドキュメンタリーと短いインタビュー映像、英語版の予告篇が付く。「かたつむり」とラルーのインタビューは国内版にも入っているようです。「かたつむり」はセリフなしで画で見せるのですが、シュールですがとにかく可笑しい。個人的にはラストでドッと受けました。「Les Temps~」は、ドキュメント映像とトポールの画をモンタージュしたような作品。一部モンティパイソンのアニメのように画が動きます。モノクロ作品。犯罪や戦争などの殺人、暴力を扱っているよう。ドキュメントやインタビューもすべてフランス語なので、英語の字幕が付きます。トポールのインタビュードキュメントは1時間くらいあるので、英語字幕だけだとキツいかもしれませんが、その人となりはよく伝わってくるので面白く見れました。ラルーのインタビューもそうですね。明るく笑いを交えて語る姿は、なかなか魅力的です。こちらは、初期の影絵やアニメーションが出てくるので興味深く見ることができると思います。「ファンタスティックプラネット」本編もネットで粗筋を読めば、あとは日本語なくてもOKのように思います。フランス語、英語と続けて観てしまいましたが(それだけ飽きがこない映像なんですね)、フランス語(英語字幕)の方が、自分はわかりやすかったように思います。冊子ではなく、折りたたみ小ポスター(巨人族の少女が手の上のオム族(人間?)の子供を見ている顔のアップ)の裏に英語の解説が載っているものが付いています。音楽もなんか、繰り返し聴いているとクセになりそうな・・・。
Het is niet mogelijk om de 'stand-alone' soundtrack op de Blu-ray in zijn geheel af te spelen. Iedere muziektrack moet individueel worden aangeklikt vanuit een menu daarom teruggestuurd.
I find it hard to write film reviews as it is a very subjective subject. I know someone who absolutely detested this film, but they hate any SCFI/Fantasy. The film was well made and worth watching, better than Hollyoaks or Love Island by about 1000%.
Film fantascentifico come se ne vedono pochi. Visione interessantissima di un mondo popolato da creature giganti che tormentano gli umani, adottandoli come piccoli animaletti da compagnia. L’animazione si sposa benissimo con la storia e il film scorre via veloce. Si tratta dell’edizione inglese ma non é un edizione qualunque. Si tratta infatti dell’ottima collana “Eureka” famosa per portare film restaurati con una qualità superiore. Tra l’altro oltre al doppiaggio originale francese qui é presente anche il primo doppiaggio americano (quello che scelto per una mia padronanza inglese superiore a quella francese). Consigliatissimo