■ 概要
出演はダン・エイクロイド、キム・ベイシンガー。
科学者のスティーヴ・ミルズ(ダン・エイクロイド)が実験に失敗し、92光年離れたある惑星が滅亡の危機となった。そこで再実験を行わせようとセレステ(キム・ベイシンガー)を派遣する。
この実験の失敗でスティーヴは研究所を解雇される。
セレステは地球に到着し、スティーヴに近づく。そして結婚する。
スティーヴの妻は死亡しており、女の子が一人。ジェシー(アリソン・ハニガン)。13歳。原題(My Stepmother Is an Alien)からいくと、この女の子が主人公。
地球人としての常識がないセレステがトンチンカンな言動・行動をする。これが延々と繰り返される。
いわばこれがメインコンテンツ。これを見て笑い飛ばすのが、この映画の由緒正しい鑑賞法である。
ダン・エイクロイドにはもう一つのエイリアンもの「(1993)コーンヘッズ/Coneheads」がある。
■ キム・ベイシンガー推薦作
念のためだが「(1986)ナインハーフ/Nine 1/2 Weeks」などは非推薦。
「(1987)消えたセクシー・ショット/Nadine」。ヌード写真(実は高速道路の図面)が元でギャングに追い回されるが大反撃。
「(1991)あなたに恋のリフレイン/The Marrying Man/Too hot to handle」。歌手。運命の男性と結婚(4回)と離婚(3回)。結婚直前のチャーリー(アレック・ボールドウィン)はヴィッキー(キム)のショーを見て我を忘れる。
「(1992)愛という名の疑惑/Final Analysis」。妹(ユマ・サーマン)と共謀し、夫(エリック・ロバーツ)を殺して財産を奪う。偽装のために精神分析医(リチャード・ギア)を引き込む。必見の悪役。
「(1993)ブロンディー、女銀行強盗/The Real McCoy」。六年服役して出所。息子を誘拐されて、銀行強盗を強要される。母親の愛情がよく表現されている。
「(1994)ゲッタウェイ/The Getaway」。夫(アレック・ボールドウィン)や仲間とともに強盗。仲間割れして死闘。テキサス州エルバソのホテルで最後の決戦。
「(2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa」。実話。小さな子供を連れて再婚しアフリカに移住し牧場経営。雄大な自然、しかし過酷な気候、密猟者など。
「(2000)ブレス・ザ・チャイルド/Bless the Child」。看護師。妹が産まれたばかりの子供を残して失踪。六年後、子供がカルト集団から狙われる。カルト集団と対決する。妹がまた現れる。
「(2004)トラブル IN ベガス/Elvis Has Left the Building」。コメディ。ハーモニー(キム)の面前でエルヴィスの衣装の男性が次々に怪死。エルヴィスの衣装を(着ないで)持った男性から好きになられて逃げ回る。
上記の他に「(2004)セルラー/Cellular」。これはキム姐さんは誘拐される役なので活躍しないが、最初から最後まで緊迫した場面が連続している。非常によろしい。