無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ギリシア・ローマ神話: 付インド・北欧神話 (ワイド版岩波文庫 29) 単行本 – 1991/1/24
西欧の文化芸術に親しもうとする人にとってギリシア・ローマ神話の知識は不可欠である.神々と人間の豊かで興味つきぬ世界を描いたブルフィンチのこの書物はすこしも価値を減じていない.『伝説の時代』の中から神話篇を収めた.
- 本の長さ475ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1991/1/24
- ISBN-104000070290
- ISBN-13978-4000070294
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1991/1/24)
- 発売日 : 1991/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 475ページ
- ISBN-10 : 4000070290
- ISBN-13 : 978-4000070294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,969位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年4月8日に日本でレビュー済み
冒頭にあるようにオリンポスの神々はもう信者がいないのに、ギリシャ・ローマ神話を生んだ人々の想像力はいつまでも人類をとりこにする不思議なものです。原書 Myths of Greece and Rome (Thomas Bulfinch, 1979版)を辞書と首っ引きで読んだあと、積んどくだったこの岩波文庫ワイド版を断捨離しようかと思ったら、後段の第34章(ピュタゴラス~)以降、インドや北欧の神話は原書になかったことを見つけ、そこを一気読みしました。野上弥生子の和訳も、夏目漱石の序文もクラシックでとても味がありました。古典の和訳は昔の日本語のほうが合う。断捨離せずに保存することにしました。
2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書・哲学が好きな、40代のサラリーマンです。海外在住です。
本書は20年ほど前に読みましたが、全く記憶に残っておらず、今回、ギリシャやその他の神話とはどのようなものだったのだろうという興味があり、再読することにしました。
はるか太古の人々にとって、自然現象のみならず、例えば、人間の戦争さえも神々の起こしたものであるという認識であったということがよくわかりましたし、おおらかさみたいなものも感じました。
印象的だったのは、ギリシャ神話では、ゼウスではなく、カオスから全てが生まれたということ。これは、当時の宇宙観を如実に示しているものだと思います。特に、神が全てを作ったという聖書の記述とは、対照的です。
自分が東洋人だからなのか、どちらかというと神話の世界の成り立ちの方がしっくり来ます。ただ、近年、色々な経験をしていく中で、キリスト教的な考えも、よく理解できるようになりました。
急速なテクノロジーの発達や、グローバル化の中にあっても、この様な神話は受け継がれていくべきものであると思いますし、決して軽視すべきものではないと思います。
本書は20年ほど前に読みましたが、全く記憶に残っておらず、今回、ギリシャやその他の神話とはどのようなものだったのだろうという興味があり、再読することにしました。
はるか太古の人々にとって、自然現象のみならず、例えば、人間の戦争さえも神々の起こしたものであるという認識であったということがよくわかりましたし、おおらかさみたいなものも感じました。
印象的だったのは、ギリシャ神話では、ゼウスではなく、カオスから全てが生まれたということ。これは、当時の宇宙観を如実に示しているものだと思います。特に、神が全てを作ったという聖書の記述とは、対照的です。
自分が東洋人だからなのか、どちらかというと神話の世界の成り立ちの方がしっくり来ます。ただ、近年、色々な経験をしていく中で、キリスト教的な考えも、よく理解できるようになりました。
急速なテクノロジーの発達や、グローバル化の中にあっても、この様な神話は受け継がれていくべきものであると思いますし、決して軽視すべきものではないと思います。
2010年8月3日に日本でレビュー済み
もともとこの手の関連は
かなりの知識を習得してきましたが
一番最初に、手始めに
購入したのがこの本でした
それぞれの有名な話が
簡潔に、且つ
偏ることなくテンポよく
綴られており
難しい言い回しもないので
読んでいてスムーズにイメージできるし
登場人物も簡潔にまとめられているので
読んでいて名前等の混乱がない
この手のものの入門、
手始めにと思っている人には
かなりお勧めの本です
ただだいたいの話を知っている人には
もっと専門的な本を選んだほうが
よいかもしれません
もしかしたら簡潔にまとまり過ぎて
物足りなく感じるかもしれません
いいとこどりで
まとめられている本です
かなりの知識を習得してきましたが
一番最初に、手始めに
購入したのがこの本でした
それぞれの有名な話が
簡潔に、且つ
偏ることなくテンポよく
綴られており
難しい言い回しもないので
読んでいてスムーズにイメージできるし
登場人物も簡潔にまとめられているので
読んでいて名前等の混乱がない
この手のものの入門、
手始めにと思っている人には
かなりお勧めの本です
ただだいたいの話を知っている人には
もっと専門的な本を選んだほうが
よいかもしれません
もしかしたら簡潔にまとまり過ぎて
物足りなく感じるかもしれません
いいとこどりで
まとめられている本です
2014年10月5日に日本でレビュー済み
ギリシャ神話の本は、他にも色々と読んでみたのですが、やはり面白さ、分かりやすさという点では、この本がダントツでトップなのではないかと思います。
この本を読んで、それではこの物語世界は、古代のギリシャ文化圏において、どのように形成されて行ったのか、など、歴史的なことに興味を持たれた方は、そうした学術書を紐解いて行くと、更に面白いと思います。
私が特に感銘を受けたのは、他の方も指摘していらっしゃるように、野上弥生子さんの翻訳の素晴らしさです。なんと美しい日本語であることか。心が温かくなるような読後感なのです。
是非、手に取って頂きたい本です。
この本を読んで、それではこの物語世界は、古代のギリシャ文化圏において、どのように形成されて行ったのか、など、歴史的なことに興味を持たれた方は、そうした学術書を紐解いて行くと、更に面白いと思います。
私が特に感銘を受けたのは、他の方も指摘していらっしゃるように、野上弥生子さんの翻訳の素晴らしさです。なんと美しい日本語であることか。心が温かくなるような読後感なのです。
是非、手に取って頂きたい本です。
2019年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで読んできたギリシャ神話の中では一番情報量が多くて読みやすい本でした。
岩波文庫のあのピンクの表紙がいかにも古臭い感じで最初慣れなかったんですが、これはそんな感じがなくて良いです。
この手の神話本は、後で読み返した時に、これって実はこう言いたかったのかなと考え直したりできる物なので、一気に読了せず、時間を掛けてちまちま読むと良いです。
ただ、アポロドロス、ヘシオドスの順に本を読んできてブルフィンチ辺りの解説を読むと、どうしてもオウィディウスのローマ神話依りの解説になってきてしまうみたいで、ギリシャ神話のグロで下品な描写が抜かれて書かれてしまい、それが情報が詳しいだけに残念です。
岩波文庫のあのピンクの表紙がいかにも古臭い感じで最初慣れなかったんですが、これはそんな感じがなくて良いです。
この手の神話本は、後で読み返した時に、これって実はこう言いたかったのかなと考え直したりできる物なので、一気に読了せず、時間を掛けてちまちま読むと良いです。
ただ、アポロドロス、ヘシオドスの順に本を読んできてブルフィンチ辺りの解説を読むと、どうしてもオウィディウスのローマ神話依りの解説になってきてしまうみたいで、ギリシャ神話のグロで下品な描写が抜かれて書かれてしまい、それが情報が詳しいだけに残念です。
2022年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
断片的に知っているギリシャ神話、ローマ神話について本として読んでおきたかったので買ってみました。
しかし・・・
あれ、断片的に知っている話で読もうと思ったやつがどこにもない。
確認したかったウラノス、ティタノマキア、ギガントマキアどこ?
クロノスがウラノスの局部を切り落とした話どこ?
索引にすらない。これが標準的な話なのだろうか?
しかし・・・
あれ、断片的に知っている話で読もうと思ったやつがどこにもない。
確認したかったウラノス、ティタノマキア、ギガントマキアどこ?
クロノスがウラノスの局部を切り落とした話どこ?
索引にすらない。これが標準的な話なのだろうか?
2014年5月18日に日本でレビュー済み
ヨーロッパ系の文学・学術にときおり現れる神話エピソードはほぼ全て網羅されていると思われます。リファレンスとしても便利ですし、普通に読んでも楽しいですし、また訳文が古いのに読みやすいです。ここまで版を重ねているというのは、それだけ基礎文献として色あせない価値があるからでしょう。
2020年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
背の部分の装丁があまりきれいじゃなかったので再度購入します