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岡倉天心 (朝日選書 274) 単行本 – 1985/2/1

4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

少年のころ名著『茶の本』に感動した詩人が、美の極北と一つのアジアを夢みた天心の自由な精神をえがいた珠玉の作品。沈潜する愛と祈りの詩心の流れを、美しい日本語で綴る。朝日評伝選版に二本の論考を増補。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (1985/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1985/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 339ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022593741
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022593740
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

著者について

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大岡 信
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1931年、静岡県に生まれる。東京大学文学部卒業、詩人。2003年、文化勲章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 万葉集 ほか (ISBN-13: 978-4062827744 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日評伝選の一冊として書かれ、朝日選書に入るにあたって補論2つを加えた。詩人による「文学者」としての岡倉天心論、とでもいうべきか。彼の著作の中でも「詩」に重点を置いている。第1章で思想家としての天心を論じて、内村鑑三との比較や『日本美術史』がたびたび引用されているところが目を引く。

天心の著作で有名なものはすべて英文で書かれた。著者はそのことを「日本語で日本人にむかって語ることに失望」した結果であると考える。天心が語ろうとした内容が「日本語よりはむしろ英語で書かれるにふさわしいものであった」という事実が、天心の日本での運命や孤独を決定づけたのだ。

第2章は本書の肝といえる。天心が書いた文学作品で、1913年にガードナー夫人に献呈された英語の劇詩『白狐 The White Fox』が中心テーマだ。そしてそれが書かれたアメリカ社交界で天心が出会った人々に照明があてられる。たとえばインド出身のヴィヴェカーナンダ、またはカルカッタに住む女流詩人プリヤムヴァダ・デーヴィ・バネルジーなど。特に後者については第4章で「宝石の声のひと」として、天心による書簡も含めて詳しく紹介される。
2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岡倉天心先生を知るために購入しました。
2019年秋天心記念館に行きそこで岡倉天心先生の事をもう少し掘り下げ知ろうと思いました。私は多賀郡南中郷村在住です。先生は草野四倉の帰り道に北中郷村に立寄りここで時代の流れを変えました。ここの地区は茨城と福島との県境でもあり、美術ばかりでは無く佐竹藩と棚倉藩との戦いの話しも興味をひきました。刀での戦いの時から近代画壇の戦いの時、少し調べたら本当に面白く、岡倉先生のお茶の図書も入手したいと思いました。時代の先端を生き抜いた方の気持ちに触れる事は、何歳になっても気分が良い。矢張り天心記念館(茨城県美術館)ではじっくりみると言うことは叶わず、自宅でじっくり先生の辿った道を楽しみたいと思います。古書ではありましたが¥低価格(金額書けません)・送付された古書も1975年のものとは思えない程とても素晴らしいと思いました。持っと損傷を受けてると思いましたがとてもいい物に当たりました。これからも古書購入したいと思いました。

追記2020-07-28
先にレビューされた方で再び北浦にある六角堂と「岡倉天心記念館」を訪ねてみたくなった。と書いてありましたが、茨城県北茨城市と訂正させていただきます。北浦も茨城県ではありますが行方の方になり、ここはどうかな。と思いまして失礼します。岡倉天心記念館に行きました地元民としては来て頂く事は大変嬉しい事ではありますが、館内は全体的に暗く年配の人には薄暗い。他の美術館とみてもどうかな。ここから岡倉天心先生の遺した又は関連した書物を見つめるきっかけをして頂ければ私は嬉しいです。北茨城市図書館に行きましたが、かなりの人物なのにも拘わらずたいした図書は置いては無い。私は思う。どちらかというと地元出身野口雨情先生の関連図書が多い。岡倉天心先生の家系のある福井県の図書館に行ってみて更に岡倉天心(カクゾウ)先生を探究するのもよろしいかなとも思いました。あくまでも私個人の考えです。私はこの本から始めCORONA下のこの時期に6冊を購入しました。岡倉天心先生関連した蔵書が揃っている場所は何処ですか?他のレビューで紹介あればありがたいです。