毎巻グイグイ進んでいくストーリーに圧巻です。
個々のキャラクターの力強さが圧倒的ですが、数々の苦難も容赦なく襲いかかってきます。
キャラクターよりも「容赦のなさ」がこの漫画の魅力だと思います。
エジプトの文化や歴史が知れるのも魅力をかさ増しにしています。
どんな困難にも屈さず突き進む女性の姿が見たい人にオススメです。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 5 (ハルタコミックス) コミック – 2018/7/14
犬童 千絵
(著)
この商品はセット買いができます
『碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 1-8巻 新品セット 』 こちらをチェック
民はついに目撃する、男装の女王を。
摂政となったシェプストは積極的に遠征し外政へと力を入れる。しかし「女」の為政者という存在は一笑に付されるばかりで、彼女は今まで以上に苦しみを味わう。そのころ宮廷では、現ファラオのトトメス3世にふたつの影が忍び寄っていた。シェプストの側近ハプスネブと、野心家の乳母イプ。幼い王に近づく、ふたりの狙いとは……?
3500年前に実在した、史上初の女王・ハトシェプスト。第5巻、ついに男装が彼女の正装となる!
摂政となったシェプストは積極的に遠征し外政へと力を入れる。しかし「女」の為政者という存在は一笑に付されるばかりで、彼女は今まで以上に苦しみを味わう。そのころ宮廷では、現ファラオのトトメス3世にふたつの影が忍び寄っていた。シェプストの側近ハプスネブと、野心家の乳母イプ。幼い王に近づく、ふたりの狙いとは……?
3500年前に実在した、史上初の女王・ハトシェプスト。第5巻、ついに男装が彼女の正装となる!
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/7/14
- ISBN-104047351385
- ISBN-13978-4047351387
新品まとめ買い 碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年2月8日に日本でレビュー済み
いやぁー、とうとうこの時がきた!!
ついに!!タイトル通り、「男装の女王」の誕生ッ!!!
理想のためには容赦なく殺りまくる!!そこにシビれるッ!あこがれるッ!!!
またまた次巻が待ち遠しいッ!
ついに!!タイトル通り、「男装の女王」の誕生ッ!!!
理想のためには容赦なく殺りまくる!!そこにシビれるッ!あこがれるッ!!!
またまた次巻が待ち遠しいッ!
2022年10月3日に日本でレビュー済み
”物語”としておもしろくなってきたあたりから、史実かどうかということはそんなに気にならなくなってきました。なんせ何千年も昔のこと、何が真実だったか正確なところはわからないのですから。
女が王となることを受け入れられない、認めようとしない側近、そして隣国の支配者や外交使節たち、彼らと戦うハトシェプストにはやはり現代の女性がかぶります。
そして、彼女の意思をそのまま尊重するセンムトと、あくまでも女らしい女として彼女を愛し守ろう(たぶん彼なりに本気?)するソベクの違いがくっきりと出ています。今でもソベクのような男性の方が多いかもしれません。女らしく自分についてきてくれるなら大事にするよというタイプの男性です。
また、かわいげのないガキだなと思っていたトトメス3世ですが(苦笑)彼は彼なりに深い心の傷と葛藤を抱えていたことがわかってきました。
とはいってもまだ幼児。彼につけ込もうとする人間の多いこと。果たして彼はまっすぐに聡明に育つことができるのでしょうか。
ルクソールにあるハトシェプスト葬祭殿では、この巻の最初にあるような各国との交易に赴く船の様子を壁画で見ることができます。現在のソマリアあたりにあったと言われるプント国から、宗教儀式に必要な乳香を輸入していました。わかりやすい壁画なので物語のように追って見ていくととても興味深いです。
ハトシェプストの功績は大きいと思いますが、結局トトメス3世はそれらすべてを否定する方に動くのか、どうなのか?先が待ち遠しいです。
センムトが語る当時のエジプトの天文学や、最後の付録「アヌビスは知っている」に出てきたマイナーな神様はおもしろかったです。メジェド”その者、目にて撃つ”神、頭が亀のアペシュ、タイプが違う蛇の神ウェレトヘカウとネヘブカァウなどは聞いたことがありませんでした。私のお気に入りはなんといっても猫の女神バスティト様です。
女が王となることを受け入れられない、認めようとしない側近、そして隣国の支配者や外交使節たち、彼らと戦うハトシェプストにはやはり現代の女性がかぶります。
そして、彼女の意思をそのまま尊重するセンムトと、あくまでも女らしい女として彼女を愛し守ろう(たぶん彼なりに本気?)するソベクの違いがくっきりと出ています。今でもソベクのような男性の方が多いかもしれません。女らしく自分についてきてくれるなら大事にするよというタイプの男性です。
また、かわいげのないガキだなと思っていたトトメス3世ですが(苦笑)彼は彼なりに深い心の傷と葛藤を抱えていたことがわかってきました。
とはいってもまだ幼児。彼につけ込もうとする人間の多いこと。果たして彼はまっすぐに聡明に育つことができるのでしょうか。
ルクソールにあるハトシェプスト葬祭殿では、この巻の最初にあるような各国との交易に赴く船の様子を壁画で見ることができます。現在のソマリアあたりにあったと言われるプント国から、宗教儀式に必要な乳香を輸入していました。わかりやすい壁画なので物語のように追って見ていくととても興味深いです。
ハトシェプストの功績は大きいと思いますが、結局トトメス3世はそれらすべてを否定する方に動くのか、どうなのか?先が待ち遠しいです。
センムトが語る当時のエジプトの天文学や、最後の付録「アヌビスは知っている」に出てきたマイナーな神様はおもしろかったです。メジェド”その者、目にて撃つ”神、頭が亀のアペシュ、タイプが違う蛇の神ウェレトヘカウとネヘブカァウなどは聞いたことがありませんでした。私のお気に入りはなんといっても猫の女神バスティト様です。
2018年7月28日に日本でレビュー済み
作風なのか大袈裟な台詞回しが多いものの、気付けば物語にどっぷりハマっているのは、やはり作者のストーリーテリングの旨さなのだろう。作者の描くシェプトスの生き様は、まさに大河ドラマの主人公である。
今回の巻を読んで宝塚で舞台化されそうだと思った。
今回の巻を読んで宝塚で舞台化されそうだと思った。
2018年7月22日に日本でレビュー済み
ついに、というべきなんでしょうか。
男装したハトシェプスト、反対派のスネルセトを粛清してファラオに即位です。
自ら手を下す男装の女王、なかなかカッコイイ。
ハプスネブは相変わらず腹に一物ありそうですが、ひとまずは権力闘争に勝利といったところでしょうか。
センムトは天体観測について熱心に語る姿が印象的でした。
センムトが語っている赤い星は多分火星のことだと思いますが、エジプトでは惑星は知られてなかったんですかね。
メソポタミアでは惑星の存在は認識されていたようですが。
楽しめてはいるのですが、やっぱり展開速いなあとは感じます。
前巻の「ぶどう踏みの歌」のような読み切り日常話も欲しいなあ、と思いました。
男装したハトシェプスト、反対派のスネルセトを粛清してファラオに即位です。
自ら手を下す男装の女王、なかなかカッコイイ。
ハプスネブは相変わらず腹に一物ありそうですが、ひとまずは権力闘争に勝利といったところでしょうか。
センムトは天体観測について熱心に語る姿が印象的でした。
センムトが語っている赤い星は多分火星のことだと思いますが、エジプトでは惑星は知られてなかったんですかね。
メソポタミアでは惑星の存在は認識されていたようですが。
楽しめてはいるのですが、やっぱり展開速いなあとは感じます。
前巻の「ぶどう踏みの歌」のような読み切り日常話も欲しいなあ、と思いました。
2018年7月13日に日本でレビュー済み
ハトシェプスト、摂政として政を行おうとするが、周囲は女だと馬鹿にして話を聞こうともしない。
掲げる理想は立派なのだが。
そんな周囲に対し、ハトシェプストがとる行動とは?
ハトシェプストの前に再登場したある男がとる行動、その真意は?
ハプスネブは策士として暗躍し、とうとう悲願の一端を達成する。
センムトは思いも依らない姿を見せ、幸せな一時を。
ジェフティは大人たちに翻弄され、結局...
娘であるネフェルウラー王女は自分の進むべき道を定める。
それぞれがそれぞれの道を歩み始め、その先には何が待つのか?
道から転落した者も数名いますが。
ハトシェプストはこの辺りが頂点付近か。
次巻、何が起きるか楽しみです。
掲げる理想は立派なのだが。
そんな周囲に対し、ハトシェプストがとる行動とは?
ハトシェプストの前に再登場したある男がとる行動、その真意は?
ハプスネブは策士として暗躍し、とうとう悲願の一端を達成する。
センムトは思いも依らない姿を見せ、幸せな一時を。
ジェフティは大人たちに翻弄され、結局...
娘であるネフェルウラー王女は自分の進むべき道を定める。
それぞれがそれぞれの道を歩み始め、その先には何が待つのか?
道から転落した者も数名いますが。
ハトシェプストはこの辺りが頂点付近か。
次巻、何が起きるか楽しみです。