
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
アトランティス大陸の謎 (講談社現代新書 328) 新書 – 1973/8/1
金子 史朗
(著)
「1日と悲惨な1夜にして、海底深く消滅した」と、ギリシアの哲人プラトンによって描かれたアトランティスは、これまで、“失われた大陸”として、多くの謎に包まれてきた。しかし、最近の科学的調査は、エーゲ海に浮かぶサントリン島こそ、かつてのアトランティスの名残りだという。本書は、最新の研究成果を紹介し、鋭い推理と説得力ある仮説により、この謎の“大陸”最後の日を復原して、多年の論争に終止符を打つ好著。
“アトランティス王国”滅亡の伝説――アトランティスは、天与の豊穰さに加えて、地の利とをあわせもっていた。しかもそこに住む人びとは、交易に熱心であったから、いつしか巨大な富が蓄積されて、町や港は富み栄え、この国の首都も豪華をきわめていた。しかし、プラトンの記事では、今から1万2千年前、アトランティスはこつぜんと大西洋の海底ふかく沈没してしまった、と描かれている。プラトンは、いったいどこからこの話を聞いたのだろうか。この謎めいたユートピアを信じてもよいのだろうか。わたしたちは、多くの人びとの心を魅了しつづけてきたアトランティス伝説の中から、真実の糸を探り出さなければならない。――本書より
“アトランティス王国”滅亡の伝説――アトランティスは、天与の豊穰さに加えて、地の利とをあわせもっていた。しかもそこに住む人びとは、交易に熱心であったから、いつしか巨大な富が蓄積されて、町や港は富み栄え、この国の首都も豪華をきわめていた。しかし、プラトンの記事では、今から1万2千年前、アトランティスはこつぜんと大西洋の海底ふかく沈没してしまった、と描かれている。プラトンは、いったいどこからこの話を聞いたのだろうか。この謎めいたユートピアを信じてもよいのだろうか。わたしたちは、多くの人びとの心を魅了しつづけてきたアトランティス伝説の中から、真実の糸を探り出さなければならない。――本書より
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1973/8/1
- ISBN-104061157280
- ISBN-13978-4061157286
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1929年東京に生まれる。1953年東京文理科大学(現在、筑波大学)理学部地質学科卒業。構造地形を専攻。理学博士。活断層の研究で知られ、注目すべき論文を数多く発表している。東京大学地震研究所研究官、東京都立立川高校教諭を経て、現在、著述に専念。主な著書に『ムー大陸の謎』『ノアの大洪水』『活断層=地震の謎をさぐる』『聖書の奇跡』――以上、講談社現代新書、『構造地形学』『地形図説』――以上、古今書院――などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1973/8/1)
- 発売日 : 1973/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 202ページ
- ISBN-10 : 4061157280
- ISBN-13 : 978-4061157286
- Amazon 売れ筋ランキング: - 391,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年10月29日に日本でレビュー済み
オカルト好きでなくとも、誰しもが一度は耳にしたことのある大陸「アトランティス」。そして耳にして、存在を信じて疑わなかった少年も多かったのではないだろうか?私もそんな少年でした。この本はその「アトランティス」を、歴史学や地質学などの様々な分野から分析した「学術書」です。読み終わった後、「大西洋に沈んだ豊かな大陸」という幻想はきっと打ち砕かれるでしょう。現実は厳しい。それでも「この本、読んでよかった、勉強になった」と思える良書です。果たしてプラトンはこの「アトランティス」の話を通して、何を言わんとしていたのか?現在の日本への警鐘のようにも思えました。