保守本流の智慧を全く解さない、人材枯渇の現政権とその周辺に憤りつつ、
原発と武器の輸出に国の命運を賭けるかのような経済界と政界の一蓮托生振りを
批判している。先進機能の衣料素材を提供する会社が自民党にかなりの献金をし、
緩和された武器輸出(戦闘機への素材活用)による利益極大化を企図している点、
酷い粉飾決算を繰り返しながらも日本製原発の輸出を推進する頭目であるが故に
マスメディアでも矢面に立たずに済んでいる大手メーカーなど、一般的なイメージとは裏腹な
超一流企業とアベノミクス支持の相関関係等、若い人が読んだら目から鱗なのでは。
戦時中の反省に立つ贖罪意識と、歴史的な経緯、台湾と中国の立場の違いなどの
肌理細かい分析と、戦後史の生き字引の如き面々との人脈と情報収集力、
興味が尽きないまま一気に読んでしまった。
2016.7.10、英国の国民投票の轍を踏まないことを祈ることしかできない。。。

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偽りの保守・安倍晋三の正体 (講談社+α新書) 新書 – 2016/6/21
吉田茂を源とする自民党主流の政治を追い続けてきた、毎日新聞を代表する"保守本流"政治記者・岸井と、保守と対峙し続けてきた"市民派"論客・佐高が、「本物の保守」とは何かを語り、安倍晋三とその取り巻きたちの虚妄を鋭く衝く!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/6/21
- 寸法12.2 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104062729407
- ISBN-13978-4062729406
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2016/6/21)
- 発売日 : 2016/6/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4062729407
- ISBN-13 : 978-4062729406
- 寸法 : 12.2 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 273,839位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 333位講談社+α新書
- - 1,631位その他の歴史関連書籍
- - 4,142位政治 (本)
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2016年7月7日に日本でレビュー済み
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2018年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故安倍内閣がしっくりこないかわかりました。人間の器量なんです。
2018年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発足来の自民党が国のため、国民のために派閥を通じ切磋琢磨して戦後の日本を築きあげてきた成果を称賛しつつ、小選挙区制導入、民主党政権運営失敗のあと、今の政権のありようをわかりやすく解説している。
安倍政権に批判的な立場の岸井氏と社会党支持の佐高氏だが、対談の内容は自民党政権があるべき姿に戻るべきだとの主張に読めるから面白い。
また岸井氏の生前における長い間の自民党の取材と分析は素晴らしいと感じられ、この対談集は横から読むと、「自民党の歴史」になっていた。
合掌。
安倍政権に批判的な立場の岸井氏と社会党支持の佐高氏だが、対談の内容は自民党政権があるべき姿に戻るべきだとの主張に読めるから面白い。
また岸井氏の生前における長い間の自民党の取材と分析は素晴らしいと感じられ、この対談集は横から読むと、「自民党の歴史」になっていた。
合掌。
2016年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現政権党首の実態にもっと掘り下げた考察が欲しかった。自民党の歴史観はお二人の討論で把握できますが、現在の政権の暴走が
どこで収束できるのかという見通しなども意見が聞けないのが残念。
どこで収束できるのかという見通しなども意見が聞けないのが残念。
2016年6月23日に日本でレビュー済み
岸井氏は何を焦っているのだろう。テレビでの発信が出来なくなったから、というなら、その熱心なテレビ出演でかえって正体が暴かれたという事実に気付かれていないのか。 日本を壊そうとしながら日本での暮らしの恩恵に預かり(日々スーパーで安心な食材を買ったり、モラルの高い医療を受けるのもそうでしょう) なおもこういう偏ったイデオロギー本で国民の思考を惑わせて、挙げ句に印税を手にしようとなさるとは。 中国に引っ越されたらよろしい。
2017年9月11日に日本でレビュー済み
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岸井さんと佐高さんとの対談で、戦後の保守の流れを順々と解き起こしてくれます。今の安倍政権は自民党というか日本の保守の歴史の重みを背負っていない、自分の思い込みだけを大寺にして、他はかえりみない内閣だということがよく分かります。政治をすることと、自分の思い込みをじつげんしようとすることはまるで違います。国民を大事にする保守にたち戻ってほしいものです。
2017年7月14日に日本でレビュー済み
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お二人がこれまでに接してこられた主だった自民党幹部の動向が事細かに描かれていて、政界の裏の動きに驚かされた。タイトルは今時風だが中身は「これまでの自民派閥人脈」で、タイトルに偽りありというべき。
2016年8月11日に日本でレビュー済み
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名うてのマスコミ論客がきる安倍晋三の正体、安倍研究情報の価値ある一冊。