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マリア様がみてる 29 薔薇の花かんむり (コバルト文庫) 文庫 – 2007/10/2

4.5 5つ星のうち4.5 72個の評価

祐巳と瞳子、ロザリオの授受!!
半日デートの翌日、祐巳と瞳子は祥子の立ち会いのもとロザリオの授受をする。ふたりが姉妹になったことは、りりあんかわら版にも載ることに。薔薇の館で山百合会の皆に発表するが、祥子の姿はなく…!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2007/10/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086010755
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086010757
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 72個の評価

著者について

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今野 緒雪
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
72グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この巻から読み始める読者はまずいないはずと思うので、長くファンをしてきた方達と一安心したいところ。
とにかく表紙が全てを物語っていると感じますが、「紅薔薇の蕾の妹」…ついに誕生。
今迄のカップリングにはなかった、紅薔薇姉妹に相応しい、斬新なロザリオ授与に紺野さんの表現力を感じる。
「瞳子と呼んで下さい」にも「…やられた…」という佑己の感情がまるで自分のことにように
シンクロして、長かった、本当に色々有った二人の始まりから儀式に至る迄の思い出が走馬灯のように
駆け巡る。個人的に「サンタなあの方」のさり気ない登場に感動。
ラストの祥子様と佑己のダンスシーン。瞳子のバイオリンが流れる中という演出の心憎さ!!
振り返れば、この姉妹が「マリア様のこころ」を踊る一場面から物語は始まったのだった。
祥子様と佑己の精神的成長、先代薔薇様達との思い出、そして同期である志摩子さん・由乃さんとの友情と
彼女らのそれぞれの青春。薔薇の館の住人以外の花々とのたくさんのエピソード…。
一ページずつ捲り上げるごとにそれらが切なさと優しさを含んで蘇る。喜ばしいのに、切ない。

元々は深夜放送で始まったアニメをキッカケに「マリみ」世界に一気にダイビングした私は、
それまで一切触れなかったコバルト作品にここまでハマるとは想像もしませんでした。
おそらく「マリア様がみてる」の終了は、私にとってもコバルトからの「卒業」そのもの。
こんなにも素晴らしい作品と邂逅したのも、やはり薔薇達の巡り会いと同じく、「運命」なのでしょう。
最終回に向けて紺野緒雪の卓越した文章力、世界観にピッタリフィットしたひびき玲音のイラストは
佑己と祥子のラストダンスのように、見事なシンフォニーを奏でている。
「卒業」まで残り短くなったワルツを、最後までみんなと踊り続けたい。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月8日に日本でレビュー済み
第31巻・「薔薇の花かんむり」。

「ロザリオ」というそのものずばりなタイトルに加え、紅薔薇姉妹が三人揃った表紙……もうそれだけで感無量ですね。

ようやくここに、新たな姉妹誕生です。これまで読者をやきもきさせ続けた祐巳と瞳子の関係に、やっと最良の形で決着が付きます。本当に、長い道のりでした。
一番の見所は、もちろんロザリオ授受のシーンですが……個人的に最も好きだったのは、瞳子の幸せのために陰ながら尽力してきた乃梨子ちゃんが、惜しげもなく大粒の涙を見せるところ。
「乃梨子は、うれしいのよね」の一言が、読者の気持ちをも代弁しているようです。

前半で待ちに待ったシーンをやってしまうせいか、後半は蛇足のような展開。祥子さまが何の勉強をしていたのかは次巻で明かされますが、「そんなことか」というオチですし。

受け継がれるロザリオの重み、瞳子ちゃんにならその重さがよくわかっていることでしょう。
本当によかったね、と拍手を送りたい巻でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月18日に日本でレビュー済み
ついに祐巳ちゃんと瞳子ちんがロザリオ授受をします。色々あった・・・
てか色々ありすぎて、僕は少々疲れましたよ。苦笑
白地図から数えて7冊目(本編では)ですか?うーん、ひっぱりましたよねぇ

何はともあれよかったよかった♪

ところで今回一番好きなシーンは乃梨子が泣いちゃうところ、
「乃梨子は、うれしいのよね」ですかね。
ほんとこの子は友達思いですなあ。ううっ泣

ただ、由乃さんじゃないけど
「イチャイチャとかイチャイチャとか・・・とかしなさいよ、このっ」と思いました。
長らく待たされた割には、イチャイチャするシーンって、無いのですよ。残念です。

祐「瞳子、いらっしゃい」に「キャッ」と言ったのは由乃さんと自分だけじゃないはず・・・
自分は男なので「ウホッ」と言ってしまいましたが・・・いやはやお恥ずかしい笑
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月19日に日本でレビュー済み
今回でやっと正式な姉妹となって、その周りの反応がメインのお話ですね。
ロザリオ授受の儀式は前回やっても良かったと思うけど、祥子立ち会いのもとっていうシチュエーションにはやられました。
他にも乃梨子の涙だとか、見所が多いです。
特に以前瞳子に姉妹を申し込んだ演劇部部長と祐巳が対峙するシーンも鳥肌もの。
祐巳がこんなにも格好良くなるなんて誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月1日に日本でレビュー済み
 ついに待ちに待った姉妹の瞬間は、祐巳さんらしい儀式だった
と思いました。伝統を重んじる紅ならではの儀式に、この時を
長い間待っていた読者としても感慨深いものがありました。

 そして、やはり姉妹になったからといって、何かが急に変わる
わけでもなく、瞳子ちゃんらしさもそのままに呼称問題をクリア
するあたりは、ほほえましい瞬間だったと思います。それから周り
の反応も温かくて、幸せな空気を味わえました。

 やや慌ただしさもあり、いくつかのことが次巻以降に持ち越され
る形になりましたが、まずは瞳子ちゃんが妹として山百合会にいる
風景がしっくりなじむ形で提示されたことは良かったと思います。

 さて、いよいよ祥子さまや令さまの卒業も間近に迫り、どんな
ドラマが見られるか楽しみですね。そして、それ以降のことも。
瞳子ちゃんとどういう姉妹関係を作っていくか、目が離せません。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月2日に日本でレビュー済み
あなたを探しにで儀式を行ったほうが良かったです。
引っ張るに引っ張りすぎて、儀式が少し色あせてしまった気がします。

従来のマリ見ての雰囲気は出せていたのに残念。

フレームオブマインドが良すぎたから感じてしまったのだろうか・・・。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月3日に日本でレビュー済み
期待のロザリオ授受や呼称問題はかなりあっさりと描かれています。
大目標そのものよりも、そこに至るプロセスの描写を重視して、
目標となっている行為自体の描写は簡潔なもので終わらせる。
という作者の得意な作劇手法ですね。
主軸の周囲にちりばめられた小エピソードもそれぞれに秀逸です。
特に演劇部部長の、瞳子への献身的な愛情は、読んでいて切なくなります。
一方で、マリみて全巻を通しての主要モチーフの一つである
「受け継がれていく思い」の象徴が「送る会」の隠し芸ではないでしょうか。
『仮面のアクトレス』で瞳子があえて世襲反対を唱えて立候補したエピソードと、
対をなす今作のラストシーンであったように思います。

今後は、作中で友人に指摘されるように「どっしり」してきた祐巳が
「姉」という未知の立場をどうこなしていくのか。
さらに、今まで語られていない部分の瞳子の思いの変遷は、
今後語られることがあるのかどうか、まだまだマリみては終わりそうにありません。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月22日に日本でレビュー済み
 ついに訪れた祐巳と瞳子との姉妹の儀式。
 そして春の訪れとともに、新たな出会いと別れがまた巡ってくる。
 いつも悲しくつらい別れに涙する祐巳も、しかし去年と同じではない。
 周りの人すべてにより、包まれ育まれ、樹木が幹を太くしてゆくさまは、枝葉が伸びてゆくのと違い、
目にはなかなか見えにくいものだ。
 そして、祐巳自身もまた同じように、周りの人を育んでいることも。
 
 変えようと思わなくていいんだよ。
 時が来てさなぎが蝶になるように、変化は自然に訪れるものなのだから。

 さて、次は祥子さまの挑戦の物語かな?
 楽しみに待ちたい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート