9.11テロの文学に対する影響を、英語で書かれた小説から探っ
て行きます。
対象は9.11テロを扱っている純文学、犯罪小説・スパイ小説、
パキスタンやアラブ系作家の作品、そして9.11後の戦争小説等
から、著者が厳選したものとなります。
各作家への直接インタビューやメールによるQ&Aを織り込み、
作品世界と作家の思考に肉迫して行きます。
意外だったのは、パキスタンやアラブ系の小説の登場人物達が、
9.11テロ以前はマイノリティとしての抑圧を感じていなかった
ことでした。
テロ以後に、隠されていた米国のマジョリティの本質が露にな
ったということでしょうか。
総じて言うと、米国愛国者法に見られる全体主義や、グラウン
ド・ゼロ・モスクのあり方等に、苦悩するリベラリズムといっ
たスタンスの本となります。
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テロと文学 9.11後のアメリカと世界 (集英社新書) 新書 – 2016/1/15
上岡 伸雄
(著)
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9・11がすべての始まりだった……。
超大国の葛藤と世界の変質を浮き彫りにする、
話題作・問題作を徹底解析!
二一世紀を占う上で大きな転機となった9.11は、対テロ戦争や宗教問題を通じて、今なお政治や文化に大きな影を投げかけている。テロリズムをアメリカ国民がどのように受け止めたのか知ることは、今日の国際情勢を考える際の大きな手がかりとなるはずだ。
ドン・デリーロやフィリップ・ロスらの有名作品から、「グラウンド・ゼロ・モスク」を髣髴させる『サブミッション』やイラク戦争帰還兵の現実を描出した『一時帰還』などの問題作まで、作家たちが描いた9.11以降のアメリカと世界を徹底考察した一冊。
[著者情報]
上岡伸雄(かみおか のぶお)
一九五八年生まれ。翻訳家、アメリカ文学研究者。学習院大学文学部英語英米文化学科教授。東京大学大学院修士課程修了。一九九八年アメリカ学会清水博賞受賞。フィリップ・ロス、ドン・デリーロなど現代アメリカを代表する作家の翻訳を手がけている。著書に『ニューヨークを読む』(中公新書)、訳書に『サブミッション』『一時帰還』(岩波書店)『墜ちてゆく男』(新潮社)など多数。
超大国の葛藤と世界の変質を浮き彫りにする、
話題作・問題作を徹底解析!
二一世紀を占う上で大きな転機となった9.11は、対テロ戦争や宗教問題を通じて、今なお政治や文化に大きな影を投げかけている。テロリズムをアメリカ国民がどのように受け止めたのか知ることは、今日の国際情勢を考える際の大きな手がかりとなるはずだ。
ドン・デリーロやフィリップ・ロスらの有名作品から、「グラウンド・ゼロ・モスク」を髣髴させる『サブミッション』やイラク戦争帰還兵の現実を描出した『一時帰還』などの問題作まで、作家たちが描いた9.11以降のアメリカと世界を徹底考察した一冊。
[著者情報]
上岡伸雄(かみおか のぶお)
一九五八年生まれ。翻訳家、アメリカ文学研究者。学習院大学文学部英語英米文化学科教授。東京大学大学院修士課程修了。一九九八年アメリカ学会清水博賞受賞。フィリップ・ロス、ドン・デリーロなど現代アメリカを代表する作家の翻訳を手がけている。著書に『ニューヨークを読む』(中公新書)、訳書に『サブミッション』『一時帰還』(岩波書店)『墜ちてゆく男』(新潮社)など多数。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2016/1/15
- ISBN-104087208184
- ISBN-13978-4087208184
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2016/1/15)
- 発売日 : 2016/1/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087208184
- ISBN-13 : 978-4087208184
- Amazon 売れ筋ランキング: - 274,862位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2001年のアメリカ同時多発テロから15年になる。
この15年で、アメリカは、世界は大きく変わった。
イスラムとの様々な問題も、あの9.11から始まっているように思う。
本書はアメリカ文学者上岡伸雄が、9.11を扱った代表的な文学作品を読み解き、
「文学に何ができるか、何ができたか」を提示している。
もとより、テロという大きなものに対して、文学は無力かもしれない。
しかし、J.Sフォア「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や、
D.デリーロの「墜ちてゆく男」など、
崩れる寸前のビルから墜ちてくる人々を扱った作品など、
報道では「残酷だ」とタブーになった作品を俎上に挙げる。
一方、イスラム教徒への迫害を告発する作品も取り上げられる。
9.11以降、愛国的な風潮が高まった。しかし、そんな単純なものだろうか……。
テーマは困難だが、静かな、いい本である。
この15年で、アメリカは、世界は大きく変わった。
イスラムとの様々な問題も、あの9.11から始まっているように思う。
本書はアメリカ文学者上岡伸雄が、9.11を扱った代表的な文学作品を読み解き、
「文学に何ができるか、何ができたか」を提示している。
もとより、テロという大きなものに対して、文学は無力かもしれない。
しかし、J.Sフォア「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や、
D.デリーロの「墜ちてゆく男」など、
崩れる寸前のビルから墜ちてくる人々を扱った作品など、
報道では「残酷だ」とタブーになった作品を俎上に挙げる。
一方、イスラム教徒への迫害を告発する作品も取り上げられる。
9.11以降、愛国的な風潮が高まった。しかし、そんな単純なものだろうか……。
テーマは困難だが、静かな、いい本である。