世界史を、類似点を把握することで複層的に見ていく
”練習”をさせてくれる一冊です。
日本が現代の帝国主義社会である、というのは
驚かされましたが納得させられました。
イスラムとキリスト教、スコットランド独立問題と少数民族、
などなど、把握しにくいことが丁寧に、
分かりやすくなるように説明されていました。
これだけ分かりやすく書かれている内容が、
なお頭に入ってこないのは、
評者がこの分野に慣れていないからなのでしょう。
読んでストンと納得できるほど単純な内容ではありませんが、
勉強になった気にはなりました。
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世界史の極意 (NHK出版新書) 新書 – 2015/1/8
佐藤 優
(著)
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歴史はひとつではない!
著者初の世界史入門
ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題……世界はどこに向かうのか。戦争の時代は繰り返されるのか。「資本主義」「ナショナリズム」「宗教」の3つの視点から、現在の世界を読み解くうえで必須の歴史的事象を厳選、明快に解説! 激動の2015年を見通すための世界史のレッスン。
著者初の世界史入門
ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題……世界はどこに向かうのか。戦争の時代は繰り返されるのか。「資本主義」「ナショナリズム」「宗教」の3つの視点から、現在の世界を読み解くうえで必須の歴史的事象を厳選、明快に解説! 激動の2015年を見通すための世界史のレッスン。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2015/1/8
- 寸法11.2 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104140884517
- ISBN-13978-4140884515
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2015/1/8)
- 発売日 : 2015/1/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 248ページ
- ISBN-10 : 4140884517
- ISBN-13 : 978-4140884515
- 寸法 : 11.2 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 286,309位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月29日に日本でレビュー済み
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2022年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年出版だが、ウクライナの現状を考えるのに最適なテキスト。改めて人間の歴史というものがどのような経過をたどってきたのか、それを学んで初めて現下の問題に対する考えを整理できるということを実感させられる。
2022年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界史の教科書を膨らませた下地に偉い人の言葉を象嵌した雰囲気の作品。簡単な部分も多いので読みやすいと錯覚するが、構成にまとまりがない上、論旨不明確に難しいことを難しい言葉で説明するので読後感が虚しい。なお、ムハンマドはイスラムの中で最初で最後の預言者でムハンマド以外に預言者はいない旨の説明があるが、イスラムは旧約聖書的な世界を引き継いでいるのであって、イスラム教成立以前の人物ではあるもののアブラハム、モーセそしてイエスなども預言者とされており、このことはイスラム教とユダヤ教、キリスト教との関係を徴標するものなのに誤解を招くように思う。そして、宇野経済学を基にし現在の世界情勢を新・帝国主義なるものと説明するなど古いエリート左翼臭が拭えず、自分以外は馬鹿ばかりという傲慢な姿勢を感じてどうも馴染めない。アナロジーを連呼するが分析やあてはめが皮相的にしか思えず納得感が薄い。なるほどと思う部分もあり読んで得るところはあるが、敬遠したい感じ。
2015年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池上彰氏との共著「新・戦争論」と深く関連した内容で、フクシマ氏「歴史の終わり」の楽観論を否定したもので、現在も様々な形で戦争が続いている事が主旋律と成っている書。著者の目的は「戦争を防ぐ」方法を読者に伝授する事であって、そのために、「歴史は繰り返す」という言葉に象徴される「analogy」に重点を置いた「世界史の学習」が非常に大切である事を主張している。ロシア、中国等の新帝国主義、「イスラム国」の台頭及びスコットランド独立運動に代表される民族と国家の問題(これらは本書中でも解説される)等の世界の現状を考えると、充分に首肯出来る内容で、非常に参考になった。また、「世界史は複数ある」との言説も印象に残った。本書の趣旨とはやや異なるが、清水義範氏「疑史世界伝」(傑作)を想起させる言説である。
本書は三章構成。第一章は「多極化する世界を読み解く極意」で、新帝国主義や資本主義の本質を歴史(「analogy」)的に解説している。簡潔ながら縦横無尽の言説が披歴されるが、社会主義の果たした意外な役割と共に「「ゲシヒテ」と「ヒストリー」との相違(このため歴史教育が重要)」という指摘には啓発された。第二章は「民族問題を読み解く極意」で、"ナショナリズム"を主題として、ハプスブルク帝国(の崩壊)から始まって、"ナショナリズム"の勃興、スラブ系の民族問題、そして、ウクライナ危機及びスコットランド独立運動までを解説している。特に、民族・共同体に係わる「エトニ」という用語・概念が目新しく、「エトニ」に関してスコットランドと沖縄との間に「analogy」を見る著者の眼の確かさを感じた。第三章は、今日本で一番ホットで深刻な話題となっている「宗教紛争を読み解く極意」で、「イスラム国」及びEU(キリスト教)を歴史的・宗教的に解説している。期待に反して、やや簡略(一般的)過ぎる説明だが、現状を俯瞰するには妥当な所か(何しろ事件前なので)。
最後に、本書の総括として、やや抽象的ながら、「戦争を阻止」するための著者の思惟が披歴されている。世界の現状を把握するために、「analogy」に重点を置いて「世界史の学習」をする事の重要性を訴えた良書だと思った。
本書は三章構成。第一章は「多極化する世界を読み解く極意」で、新帝国主義や資本主義の本質を歴史(「analogy」)的に解説している。簡潔ながら縦横無尽の言説が披歴されるが、社会主義の果たした意外な役割と共に「「ゲシヒテ」と「ヒストリー」との相違(このため歴史教育が重要)」という指摘には啓発された。第二章は「民族問題を読み解く極意」で、"ナショナリズム"を主題として、ハプスブルク帝国(の崩壊)から始まって、"ナショナリズム"の勃興、スラブ系の民族問題、そして、ウクライナ危機及びスコットランド独立運動までを解説している。特に、民族・共同体に係わる「エトニ」という用語・概念が目新しく、「エトニ」に関してスコットランドと沖縄との間に「analogy」を見る著者の眼の確かさを感じた。第三章は、今日本で一番ホットで深刻な話題となっている「宗教紛争を読み解く極意」で、「イスラム国」及びEU(キリスト教)を歴史的・宗教的に解説している。期待に反して、やや簡略(一般的)過ぎる説明だが、現状を俯瞰するには妥当な所か(何しろ事件前なので)。
最後に、本書の総括として、やや抽象的ながら、「戦争を阻止」するための著者の思惟が披歴されている。世界の現状を把握するために、「analogy」に重点を置いて「世界史の学習」をする事の重要性を訴えた良書だと思った。
2015年7月27日に日本でレビュー済み
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現在の世界情勢を「新・帝国主義の時代」と呼ぶ著者が、その
重要事項と考える「資本主義と帝国主義」「民族とナショナリ
ズム」「キリスト教とイスラム」の3テーマに絞って論じている。
これまでの著作で触れられた内容もあるが、ここでは分量も
多く、纏まって読めるのが嬉しい。
各章末には、オススメ本が掲載されており、有り難い。
第一章では資本主義と帝国主義に迫り、新・帝国主義との類比を
考える。
これからの日本の方向性として示されるのが、帝国主義とファシズム
を織り交ぜた「品格ある帝国主義」というのが、何とも凄い。
第二章は民族問題に迫る。
アンダーソン、ゲルナー、スミスのナショナリズム論が紹介される。
スミスの「エトニ」という視点が新鮮である。
沖縄問題を受け、「エトニ」が沖縄で強化され、琉球民族という
ネイション形成の初期段階にあると看破される。
第三章は宗教紛争に迫る。
イスラム国とバチカン市国の世界戦略を語り、プレモダンの思考
を把握したうえで、モダンをリサイクルすることが説かれる。
最後に纏めると、資本主義、ナショナリズム、宗教という新・
帝国主義の三本柱の歴史を把握し、これからに備える為の必読
書であると言える。
重要事項と考える「資本主義と帝国主義」「民族とナショナリ
ズム」「キリスト教とイスラム」の3テーマに絞って論じている。
これまでの著作で触れられた内容もあるが、ここでは分量も
多く、纏まって読めるのが嬉しい。
各章末には、オススメ本が掲載されており、有り難い。
第一章では資本主義と帝国主義に迫り、新・帝国主義との類比を
考える。
これからの日本の方向性として示されるのが、帝国主義とファシズム
を織り交ぜた「品格ある帝国主義」というのが、何とも凄い。
第二章は民族問題に迫る。
アンダーソン、ゲルナー、スミスのナショナリズム論が紹介される。
スミスの「エトニ」という視点が新鮮である。
沖縄問題を受け、「エトニ」が沖縄で強化され、琉球民族という
ネイション形成の初期段階にあると看破される。
第三章は宗教紛争に迫る。
イスラム国とバチカン市国の世界戦略を語り、プレモダンの思考
を把握したうえで、モダンをリサイクルすることが説かれる。
最後に纏めると、資本主義、ナショナリズム、宗教という新・
帝国主義の三本柱の歴史を把握し、これからに備える為の必読
書であると言える。
2017年9月7日に日本でレビュー済み
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四つにするかは悩んだ。
この本を読みたいと言う人には文句なく勧めるが、問題意識を共有してない人が読んでもピンとこないのでは。
この本を読みたいと言う人には文句なく勧めるが、問題意識を共有してない人が読んでもピンとこないのでは。
2018年6月11日に日本でレビュー済み
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類まれな姿勢と学ぶことに大変貪欲な佐藤氏、世の中の情報をメディアからだけでなく、彼のような国にもつかない、メディアにもつかない立場からの研究は国民にとって大変参考になると思います。
2015年1月19日に日本でレビュー済み
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年表と地図と人物がつながっていく。
記号が語り始める。
言葉(『国家』、『帝国主義』、『民族』、『宗教改革』、『世界』、『神』など)が、
かつて想像もできなかった質感で感じられる。
人類はどこから来て、どこへ行こうとしているのか。
わたしたちにどんな可能性があるのか。
考える面白さ、発見の喜び、知ることの興奮を味わいます。
記号が語り始める。
言葉(『国家』、『帝国主義』、『民族』、『宗教改革』、『世界』、『神』など)が、
かつて想像もできなかった質感で感じられる。
人類はどこから来て、どこへ行こうとしているのか。
わたしたちにどんな可能性があるのか。
考える面白さ、発見の喜び、知ることの興奮を味わいます。